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思想地図〈vol.1〉特集・日本 (NHKブックス別巻)
 
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思想地図〈vol.1〉特集・日本 (NHKブックス別巻) [単行本]

東 浩紀 , 北田 暁大
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,575 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

<内容>

・共同討議:「国家・暴力・ナショナリズム」:東浩紀+萱野稔人+北田暁大+白井聡+中島岳志

・特集「日本」:伊藤剛 川瀬貴也 黒宮一太 呉咏梅 白田秀彰 芹沢一也 高原基彰 中島岳志 韓東賢 福嶋亮大 増田聡

・鼎談:日本論とナショナリズム  東浩紀+萱野稔人+北田暁大

・公募論文 黒瀬陽平

内容(「BOOK」データベースより)

思想はいま、本当に沈滞しているのか?「社会問題」への性急な処方箋でもなく、イージーな「人生論」でもない、思想本来の力とは何か?ゼロ年代の思想を俯瞰し、その限界を突破せよ!来るべき10年代に向けた〈知〉の羅針盤を作れ!現代日本の課題に真摯に向き合う、若き論客の論文を多数収載。「抽象的思考」の可能性が、いまここに繰り広げられる。

登録情報

  • 単行本: 468ページ
  • 出版社: 日本放送出版協会 (2008/04)
  • ISBN-10: 4140093404
  • ISBN-13: 978-4140093405
  • 発売日: 2008/04
  • 商品の寸法: 18.2 x 12.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 2.0 国民主義に舞い戻るのか, 2008/8/16
レビュー対象商品: 思想地図〈vol.1〉特集・日本 (NHKブックス別巻) (単行本)
海外にいるので、この本によって、この間の日本の知的ムードを手っ取り早く知ることができました。特に2つの対談は、色んな問題が出てそれなりに面白かったし勉強にもなった。しかし、あまりにも一国的な視座に閉じていて、心配になるほどです。
なるほど対談であったように、社会構成主義の影響で当事者性とかポジションとかにとらわれていて、抽象的・理論的な話ができなくなっているという点は認めよう。
しかし国家とか主権とか、はたまた具体的な「日本」という問題がテーマなのに、排除の問題が語られていない。在日朝鮮人や外国人労働者問題ぬきに日本国家を語れること自体が非常に欺瞞的だ。この人たちが「売れっ子」になっている理由がよくわかった。けっきょく日本の思想は一国的視座に舞い戻るのかという印象をぬぐえない。その他の論文は、芹沢論文以外はどれも興味を惹かれなかった。
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5つ星のうち 4.0 最近の思想界, 2011/11/4
レビュー対象商品: 思想地図〈vol.1〉特集・日本 (NHKブックス別巻) (単行本)
最近の、アジアにも欧米にも適合しない?日本の思想界。
(海外から輸入してるプロのひとたちが)ひとまず整理をしている。

ここのパネリストは、国際シンポジウムにでたり、欧米やアジアの大学と交流したり、
向こうから呼んできたり、誘致合戦なのか。

思想界の日欧交流みたいのは80年代でとまってるようです。
90年代以降は、(不況下での)右傾化と、左翼の無効化が顕著だとか。

社会学は蛸壺化していると言っている。ソ連が崩壊してもう「革命」とかいうひとはいないし、
宮台氏なんかは「学者も社会との交流が大事」と思ってロビー活動などをすると、周りの人に「なに熱くなってるの?」とか聞かれるとか。

社会学や思想といっても、個別の人の本だとテーマがある(「こういうところをフィールドワークしてまとめました」とか)のと比べると、
、抽象論です。
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45 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 今の日本の感じがよく出ています, 2008/9/16
レビュー対象商品: 思想地図〈vol.1〉特集・日本 (NHKブックス別巻) (単行本)
東浩紀、北田暁大が編集っちゅうことで、まあ読んでみた。
注目は、冒頭の座談会(編集の二人+萱野稔人、白井聡、中島岳志)と、その続きの鼎談(編集の二人+萱野)。みんな30代であんまり歳が変わらないということもあって、関心の在り処が近い。特集テーマは「日本」なんだけれども、一回り上の論者より力が抜けている。そんな肩肘張らないでさ、もうちょっとクールに日本のことを考えてみようよ、って感じ。例えば、東浩紀。

<いまのセカイ系の流行は、いまだ僕たちが丸山の問題提起を脱出できていないことを意味しています。半世紀の時間が経っても、いまだ僕たちは、世界の破滅か日常の現実か、そのどちらかしか実感できないのです。だとすれば、もはやこのグダグダの状態を所与の条件として、日本社会について考えるしかないのではないか。したがって、個々の承認は私的に小さく日常的現実で処理してもらい、公はバックグラウンドで物理的な共通資源の管理に徹してもらう。公共性とかなんとか、面倒なことは言わない。それは近代国家としてはたいへん歪かもしれないけど、そういう国家観が、じつは日本の現状にあっているような気がする。>(p.273)

そう。グダグダなんだから、それを無理に否定してしゃっきとさせようとしたり逆に無理に肯定しようとしなくてもよいのだと思う。
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