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9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
われわれが思考するごとく(As We May Think),
By タハー (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 思想としてのパソコン (単行本)
ヴァネヴァー・ブッシュ氏の「われわれが思考するごとく(As We May Think)」が目的で購入した。1945年という時代に書かれていながら、 ウェブの世界に対しても多大なる影響を与えていると、 言われていることに興味があった。 読み始めてみると、PCへの将来性を予期し、 「技術が人々を支える」ということが伝わってきた。 それも具体例を用いている。例えば図書館から有名な「メメックス」の考えへ、と話が進んでいく。 エスプリ調の論文かと思っていたが、子供が未来の世界を楽しそうに話しているような印象を個人的に受けた。 さらに、本書には序章があるのだが、これがとても面白かった。 各章に対して時代背景と章の繋がりについて説明があり、 ヴァネヴァー・ブッシュ氏以外の方にも興味を持つことが出来た。 序章を執筆された西垣氏には感謝をしております。
1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
コンピュータの思想史なのだが、中身は論文集なので「堅い」です。,
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レビュー対象商品: 思想としてのパソコン (単行本)
A・チューリングやT・ウィノグラードなど、コンピュータ界の始祖たちの論文集です。論文まんまなので全体的に堅いです。チューリングなどの思想に直に触れたい、という人でなければこの本はとっつきにくいと思います。コンピュータは、人工知能なのか、それとも、あくまでも人の思考を増幅する装置なのか、という2つのテーマは、パソコンの一般化によって後者の捉え方が優勢になっています。1950年代のチューリングは、記憶容量さえあれば人工知能は作れる、という比較的楽観的なスタンスです。「コンピュータなりの知能」として、割りきって捉えていますが。ただ、その方法論については大雑把です。一方、1980年代のウィノグラードは、会話をめぐる行為についてセマンティクスなどのフレームワークをまがりなりにも描いています。チューリングに比べると論旨が具体的になりつつあります。このあたりの思想の変遷(発展)をたどることができるところはこの本の面白いところです。 コンピュータの思想史としては、ハワード・ラインゴールドの「新 思考のための道具」の方がとっつきやすいと思います。
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