内容紹介
内容(「BOOK」データベースより)
内容(「MARC」データベースより)
出版社からのコメント
1970~80年代。
萩尾望都が20代の頃に書いた幻の作品、唯一のエッセイ集。
現在では読むことのできない貴重なエッセイ27本を収録。
イラストも多数掲載。
妹への想い、編集者とのやり取り、少女漫画の世界について、作品の裏話など
漫画ファン必携の内容です。萩尾望都の思想の源泉を感じ取れます。
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●「まえがき」●
----これは、むかし私が20代の後半の頃、
主に『グレープフルーツ』という本に書いたエッセイです。
1970年代後半でしょうか。
例えば20年前の日記を読みかえした時、
自分の青臭さに、てれるでしょう。
実に私もそうで、若いというか物知らずというか幼いというか
ピリピリイライラしているというか、困ったものです。
四畳半と六畳の二間の下宿に住んで、
黙々とマンガを描く日々でした。
(「まえがき」より)
●巻末解説 「ありのままの」 よしもとばなな●
解説原稿を、小説家のよしもとばなな(小説家)さんが執筆!
萩尾望都さんへの熱い想いをつづっています。
----私は小学生のとき『ポーの一族』にとりつかれたようになり、
掲載誌が出るたびに書店に走り、セリフを丸暗記し、毎晩くりかえし読んで、
まるで苦しい恋をしている人みたいだった。
『ポーの一族』三巻の神がかった完璧さを思うと、今でもあの恋心がよみがえってくる。
最後のほうのたたみかけるような展開、身が切れるような切なさは、
エドガーという人間が実際にどこかの次元で生きていた証だと思うのだ。
「私たちの心の中に」なんかではなく、歴史に消えていったバンパネラの一族、
彼らはみな萩尾先生が描いた世界の中でほんとうに生きていた、
強く悲しい人格を持って、時を超えてさまよっていた。
真に優れた作品とはそういうものだと思う。
私にとって萩尾先生は神のひとり、そして創作の親のひとりだった。
会えるはずがない、雲の上の人なんだ、そう思っていた----。
(解説「ありのままの」序文より)
著者について
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
1949年、福岡県生まれ。1972年より「別冊少女コミック」で連載が始まった『ポーの一族』が大ヒット。1976年、『ポーの一族』で第21回小学館漫画賞を受賞。1997年、『残酷な神が支配する』で第1回手塚治虫文化賞マンガ優秀賞を受賞。2006年、『バルバラ異界』で第27回日本SF大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)