起業するにあたりどのように運営していくべきなのか?
本書では、「思いつき」から小さな企業を立ち上げ、本格的な企業体制を作り上げ、さらには引き際の重要さについて語られている。
「思いつき!を会社にする」というタイトルなので個人商店のような小規模の話なのかと思っていたがとんでもない。 簡単な内容から本格的な経営マネジメントの話もあります。
さて、起業するにあたり重要になるのは心が通じ合える仲間であり、起業家と同じようにハードワーカーであり、勇気や行動力を持った人材ではなかろうか。
資金面では、苦労しないで手に入れた資金はビジネスの成否を決する重要な局面で投資判断を鈍らせるそうで、たしかにお金というものは苦労して稼いだときほど使い方に慎重になる側面がある。
会社の規模が大きくなると、人間関係や経営体質が変化し、さまざまな問題が発生するのだが、もし、社員が会社に満足しているならば友人を誘い入社させることに熱心になるかもしれない。
見通しの暗い不健全な経営体質の会社には仲間を誘うことができない。ゆえに経営者は従業員からの紹介がないという部分にも、気を配るべきではないでしょうか。
よく斬新なアイデアを発見したという話を耳にするが、気をつけておきたいのは、アイデアを持っても行動しなければ意味を成さないし、仮にそのアイデアはすでに他社が企画段階に入っているかもしれない。 さらに、商品化したとしても必ずといってよいほどコピー商品が出回るようで、そのような状態になっても屈しない企業体制を作る必要がある。
最後に私が気に入った文面で締めくくりたいと思います。
「年齢、社会的階級、性別、人種などにかかわる固定観念を払拭しなければいけない。 そうしたことがビジネスを行う目的の一部なのだ」