本を拝見していると、著者はどうやら京都市北区紫野あたりで生まれ成長されたらしい。
自分は上京区ですぐお隣の地区。
にもかかわらず、この本を読んでびっくり。いやあ、知らんかった。こんな場所もあったん?
こんな近くにこんなおもしろい場所が?と。
幼稚園の頃から遊んでいたあの公園の隅に、鵺(ぬえ)を祭った祠があったなんて・・・ほんまに全然知らんかった。バチが当たらへんやろか(笑)。
著者は根っから、神社仏閣、怪異に怪奇、そして故郷の京都が好きなのだと思う。
どんな小さな神社や街中の祠にも自ら足を運び、あらゆる手段を使ってそのいわれを調べようとされている。
今まで京都魔界本は山ほど出版されているが、地元民が地元の言葉で、地元民から取材して、そしてそのはんなりした空気がそのまま伝わってくるこの京都本は本当におもしろいと思う。
久しぶりにこの本片手に、なんでもない普通の街中を散策してみたくなった。