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怒る技術 (角川文庫)
 
 

怒る技術 (角川文庫) [文庫]

中島 義道
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

もっと怒ろう!自分を奪われないための正しい怒り方を説く名エッセイ!
世には怒れない人がなんと多いことか! 自分の言葉と感性を他者に奪われないために??。怒りを感じ、育て、相手にしっかり伝えるための方法を伝授する、ユニークで実践的な「怒り」の哲学エッセイ!

内容(「BOOK」データベースより)

あなたは上手に怒ることができますか?突発的に「キレる」のではなく、効果を冷静に計算して、相手に怒りをぶつけること。「やさしい」言葉に乗じて、個人固有の考え方や感受性、言葉を奪い去ろうとする他者に対して、怒りを感じ、伝え、時に相手の怒りを受け止める術を磨く。かつては怒れなかった青年が、留学先のウィーンで独り生き抜くために培った怒る技術。豊かな人生を取り戻すために、本書を片手に、いまこそ怒ろう。

登録情報

  • 文庫: 203ページ
  • 出版社: 角川書店 (2006/03)
  • ISBN-10: 4043496044
  • ISBN-13: 978-4043496044
  • 発売日: 2006/03
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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62 人中、55人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
帯の「たとえ間違っていようと、あなたは怒るべきである。」という激しいキャッチコピーから暴力を勧める危ない本であるかと思うかもしれないがそうではない。恐らくこれは、著者が短絡的にしかものを見ない読者を一時選考としてふるいに落とすために設けたものであろう。

実際のこの本は、現代の世界に満ち溢れる、DV、鬱、いつも笑顔の日本人、さらには、イラク情勢、北朝鮮情勢など、人間の怒りという問題が根本に関わっている問題を解決するうえで非常に重要なものとなる内容を含んでいる。

というのも、著者が訴える「理想の怒り」とは、「はじめに」(4項)にも示されているように、キレの良い、瞬発性の、言語中心の非暴力的なものである。そして、怒りの蓄積による爆発的怒り、もしくは、非人間!的状態への墜落などを中心に説くことにより、怒りとのうまい付き合い方を提唱している。

上に挙げたような現状を打破するためには、この本でも提唱されているように、自己規範をきっちり持ち、それに反するものには、怒りを素直に表出できる人物が必要とされる。つまり、上の帯の文には「たとえ周囲が悪を容認しても、自己は、正義を貫け!」といったような意味合いが暗に含まれているということである。

真摯に、人間味を追及する人はぜひ読むべき書物である。

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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
怒り方 2008/4/17
By chiitan
形式:文庫
喜怒哀楽は人間が生きる上で必要不可欠なものである。

しかし、日本人には怒れない人が多いのも事実かもしれない。それは怒る訓練がなされていないからであり,怒るという事はどういう事か。そして,怒る事によって得られるものが著者の経験から綴られている。

私の周りにも怒れなくてストレスをため,倒れた人もおり,また慣れない怒りを感じ,その感情表現ができない人もいる。たしかに怒るという行為は避難されがちであるが,怒るという事はとてもエネルギーを必要とし,豊かな人生を送る上で必要不可欠なものであることを感じた。であるからこそ,怒るという事に対して多くの事を考えさせられる本であると思う。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
鵜呑みは禁物 2011/1/31
By およよ VINE™ メンバー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
現在の日本では「怒ること」が希になってきており,そのために怒り方も怒られ方もみんな下手になってきている。みんなが大人気(おとなげ)ありすぎるせいで社会が悪くなっている面もある。携帯電話の電子音や若者の空騒ぎなど,誰かが騒がしい人間を注意すれば解決する問題も多いはずだ。

筆者も述べている通り,「怒り」という感情も基本的には「自分の気持ちをわかって欲しい」というコミュニケーションの欲求である。強い感情であるだけに,上手に扱わなくてはならないが,うまく扱えれば人と分かり合える可能性も増してくるかも知れない。

あまりにも怒らないでいると自分が何を感じているかもわからなくなってしまう。前半に記されているように,怒る力を失って生きる力も失いつつある人は,是が非でも怒る力を取り戻す必要があるだろう。

このような一般論としての正しさは認めつつも,この著書の鵜呑みは禁物だと思う。著者が奥様を罵倒した話が出てくるが,あまり大きな問題にならずに済んだのはたまたま著者の奥様が良くできた人だったからである。多くの場合,奥様から離婚を迫られるなどして,より多くの不幸を招くことになるだろう。

また,この本がわかりにくい原因の一つは,後半で出てくる「上手な怒り方」のサンプルが,怒っていると言うよりも,「冷静に自分の言い分を伝える」サンプルになってしまっているせいだろう。感情をむき出しにして怒る事と,手紙を書くなどして冷静に自分の言い分を伝える事は私には全く別の事のように思える。

怒らないで何事も無難に済ますという態度も,やがては無気力と自己の無価値感につながってゆく。しかし,かといってみんなが怒り合っている社会というのもやりきれないし,深刻な対立につながりかねない。「怒る」という切り札を胸の内に準備しつつ,幅広くコミュニケーションのレパートリーを試してゆく,というあたりが現実的な線だろうか…。
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最近のカスタマーレビュー
着眼点が面白い。
このような本がいままであったでしょうか?
怒れない人に正しい「怒り方」を伝授する本とも
言えるでしょう。... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: スーパーはつかり号
オモシロイが一冊目に読まない方がよい
怒るという事はどういう事なのか。どういう時に怒るべきなのか。またどのように怒りを表現すべきなのか。... 続きを読む
投稿日: 18か月前 投稿者: Amix
再び、「オレのは技術だ!!」
「コミュニケーション能力」ナンタラと言われる様に
為って久しいが、個人的には2003年初頭くらいに
読んだ本。... 続きを読む
投稿日: 22か月前 投稿者: 6sigma6
怒らない技術
なんか当初この人のことを別の本で知って、ヘンな人だと思ったが、
やっぱり「正しいこと」を貫き通すことは重要なんですね。... 続きを読む
投稿日: 2006/8/25 投稿者: くさむら衛生
幸せを押し付けるな!
プラス思考はいいが、真面目な私は自分を押さえ込んで

しまっていた・・・・怒ってもいいんだよと教えてくれた。... 続きを読む
投稿日: 2006/5/7 投稿者: 本好き太郎
題にひかれて買ったけど…。
題に惹かれて買ったけど、得る情報はほとんどなかった。
周囲へ怒りを発散させているだけに感じて、身近な人が気の毒に感じた。
投稿日: 2004/11/26
普通に生活していれば誰でもわかることでは
象牙の塔に閉じこもって一度も社会生活を営んだことのないお方に
「怒り」云々を語られても…という気もしたが、それなりに読めました。... 続きを読む
投稿日: 2003/4/30
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