1回目は線を引きながらよみました。
なるほど、なるほど、と納得はできます。
2回目は線を引いたところを中心にその前後を読みました。
ふむ、ふむと内容の理解はできます、
しかし、どこか自分の中で、強烈な、鮮烈な読後感がないのです。
なぜか? 師の説得力なり表現力なりに問題があるのか?
いろいろと思案している間にはっと気付きました。
私に足らないのは、「実践」でした。
体操のビデオをみて、実際に体を動かさない。
英会話の音声を聴いて、発声のトレーニングをしない。
簿記の問題集を買って、問題を解かず解答だけを見ている。
これと同じことであると気づきました。
本書は、一言でいえば、「気づき」の呼吸・歩行・瞑想法の実践によって
「怒り」を「思いやり」に変換できる本です。
「実践」すると、本書の深い意味がわかってくると思います。
そのためには「しっかり行ずること」、「繰り返し行って身につけること」
が必要になってきます。
日常生活のなかで、イライラしたとき、本書に書かれていることの一つでも
実践してみると、初めてこの本の意義を語れるのではないでしょうか。
読むだけではもったいない本であります。