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「方法」の部分は、声の出し方から服装からイベントの企画まで、非常に具体的・実践的で、また、経験の裏付けも感じられて説得力があります。
一方、「対象」の部分は、これは怒っても当然という例と、正直、これはちょっとどうかな~という例が入り混じってる感じ。特に、冒頭の「私、毎日、怒ってます」というところに列挙される例は、ほとんど八つ当たりに近いものばっかりで、完全に引いてしまいました。おそらく、この部分だけ立ち読みして、買うのをやめてしまった人が相当数いるものと推察いたします(^^)。
そして、「理由」の部分になると、「方法」とは対照的に、頭でっかちで説得力のない理論武装が多いと感じました。おそらく、借り物の理論をよく吟味せず採用しているか、思いつきの理屈を深く煮詰めないで使っているかのどちらかでしょう。(もっとも、著者がこれまで怒ってきた相手が、この程度の理屈で十分な相手ばかりだったとすれば、それはそれで十分同情に値しますが。)
こんなに苦労している人に、えらそうなことを言うのも気が引けますが、「方法」の部分だけにしぼるか、それとも、「理由」の理論武装の部分をもっと足の地についた理論にすれば、より多くの人に受け入れられる本になったと思います。でも、あとがきなんかを読んでも、この人はまだまだ思想的な柔軟性を残しているようなので、今後の著作に期待したいと思います。
筆者自身が受けてきた扱いや世間に対しての「怒り」はわかるが、
をここまで"つらつら"と並べられると、筆者の「怒り」が「愚痴」に聞こえ、
「怒りの表現」が「自慢」にしか聞こえない。
最後は石原都知事への「批判」で締められている・・・。
構成とタイトルのバランスをもう少し考えていただきたい。
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