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34 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
何とも論評しがたい,
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レビュー対象商品: 快楽(けらく)―更年期からの性を生きる (中公文庫) (文庫)
更年期を迎えた女性にとってのセックスとは,という問題を扱った本ではあるが,およそ客観的全体的な視野に立って調査したというようなものではない。50人もの女性から取材したと言うが,その取材対象が既に偏っているのであろう。「50代の女性で,再婚ではない限り,まだ夫とセックスをしているという人妻は一人もいなかった」というが,これは他のもっと客観的な調査の結果とは大きく異なっている。まずこのような乱暴な推論から成り立っている本だという事に注意するべきだろう。 それはともかくとして,彼女らはホルモン補充療法などの現代的手段を使って,性交痛を初めとする更年期障害を乗り越えて行く。そして飽きの来た夫とは別れるなり不倫するなりして,新たなパートナーとの性の悦びを求め,快楽を追求する旅に出て行く,という訳である。 まあ,読み物としては面白いが,これが一般的な更年期女性の姿だろうか? また,登場人物は皆様,どういう訳か大企業のエグゼクティブだったり,医者や大学教授などのセレブばかりである。 本書に盛り込まれた赤裸なエピソードを,新たな人間のリアリティと見るか,ご婦人向けの猥談集と見るかは読む人によるだろう。
26 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
50歳からの性愛,
レビュー対象商品: 快楽―更年期からの性を生きる (単行本)
「婦人公論」連載中から、私の友人たちの間では賛否両論。更年期を過ぎたら、もうセックスからは卒業するのか、それとも婚外恋愛にデビューするのか。私は更年期にはあと10年ぐらいあるのだけれど、どんな風に年をとれば「女」として輝いていられるのか、考えさせられる。 さまざまな女性・男性にインタビューした工藤さん自身の悩みや迷いも、リアリティを感じさせて、これからの年齢を重ねた女性の生き方がくっきりと映し出される。男性にも読んでほしい。自分の妻がひそかに悩んでいること・決意していることを感じてほしい。
40 人中、36人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
更年期からの性愛,
By 進藤照光 "しんさん" (東京都日野市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 快楽―更年期からの性を生きる (単行本)
更年期になれば女性は心身にさまざまな障害が生じることは承知していたが、閉経によって膣の萎縮による性交痛が伴うことを初めて知った。著者は更年期障害に対処するには医師の適切な診断による、ホルモノ補充療法、漢方療法や心療内科のカウンセリングを受けることをすすめている。「道具は手入れを施せば長く使える」そうだ。煎じ詰めれば日々の健康の維持・管理が大切であるということと、男性による女性の体に対する慈しみが必要だと説いている。 ところで、どういうわけか取材場所は主に高級なレストランであったり、豪華な料亭であったりと庶民には敷居の高い所ばかりで、しかも取材対象は、会社の重役、医師、大学の先生などのエリートばかりである。小生のような凡人のひがみか。 なぜか額に汗して働く労働者やパートであくせく働き家庭を切り盛りしている主婦などの普通の人々は登場してこない。 それに性描写が露骨なので、その方面に免疫のない人は閉口するかもしれない。 しかし、人間の寿命が延びたために更年期からの性愛のあり方に不安や悩みがつきまとうであろう。同書でもその問題の結論は出しえていない。 いずれにしても女性の体を知るために男性にも読んでいただきたい逸品だ。
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