子供向け特撮と侮る無かれ
「宮内洋」で始まり「宮内洋」で終わる、「ズバット」でなく「宮内洋」が主役のスーパーB級作品
異常ともいえるキザさと強引さ。
敵を日本で2番目扱いにし、自分が絶対に日本で一番と豪語する”意地っ張りヒーロー”メチャ笑えます
「ズバット」は視聴率はイイのに打ち切られたというが、「ヒーロー番組」でこれだけキャラ立ちまくりだと児童層は確かに入り込みにくいw
観てたのは高学年層だったらしいwそれじゃマーチャン面も奮わないってw
それほど「ズバット」はアダルトな世界であり「リアル」な世界!!生々しい
ヤクザ組織「ダッカー」に無二の親友をころされた早川健は復讐を誓う。ケド 復讐心じゃあ何も解決できない・・・「怨念」と「怨念」がぶつかり合っても何も生まれない。でも戦わなければならない、という男の心意気!
「正義」などという漠然としたもののために戦うのじゃない、この「リアル」さ。
生々しいのは、拷問シーンもそう。早川健も毎回相当な拷問を受けるんだが、女子供も容赦しない。早川を慕うみどりという女の子もエグイ仕打ちを受ける。
縄で縛られムチでしばかれは当たり前で、時には劇薬を飲まされ死にそうになったり両腕の骨砕かれたり、敵も相当ヒドイが、それでも早川の後を追うこの女は、その風貌も相まって「M女」としかイイようがないw
また監督の田中サン(「スケバン刑事」の演出も担当)がかなりサドらしいから。
その田中監督の演出がまたスゴイ。カット数がハンパじゃない。
とにかく省略の芸術といえるシーンが続出。
例えば、早川健が独房に監禁され息も絶え絶えの次のシーンがオートバイで逃げてるカットになってたりして、リアリズムなのにかなり「ゆがみ」のあるシュールな空間が生まれたりしてる。その際たるエピソードが最終回。この大胆な演出は僕にとってかなりツボなでした。
とにかく”日本じゃ一番”のアイツ
観て損はなかったw