Would you like to see this page in English? Click here.


または
1-Clickで注文する場合は、サインインをしてください。
または
Amazonプライム会員に適用。注文手続きの際にお申し込みください。詳細はこちら
こちらからも買えますよ
この商品をお持ちですか? マーケットプレイスに出品する
忘れ川をこえた子どもたち
 
イメージを拡大
 

忘れ川をこえた子どもたち [単行本]

マリア・グリーペ , ハラルド・グリーペ , 大久保 貞子
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,529 通常配送無料 詳細
o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o
在庫あり。 在庫状況について
この商品は、Amazon.co.jp が販売、発送します。 ギフトラッピングを利用できます。
1点在庫あり。ご注文はお早めに。
2012/5/31 木曜日 にお届けします! 「お急ぎ便」オプション(有料)を選択して注文を確定された関東エリアへの配達のご注文が対象です。詳しくはこちら

キャンペーンおよび追加情報


この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています


商品の説明

内容紹介

スウェーデンの一地方に住むガラス職人の二人の子どもたちが、ある日突然行方不明になります。リンゴの花咲く村や、「忘れ川」に囲まれた不思議な館を舞台にくりひろげられる、スウェーデンの幻想物語。児童文学翻訳賞受賞。

登録情報

  • 単行本: 224ページ
  • 出版社: 冨山房 (1979/12/5)
  • ISBN-10: 4572004366
  • ISBN-13: 978-4572004369
  • 発売日: 1979/12/5
  • 商品の寸法: 22.2 x 15.4 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 810,301位 (本のベストセラーを見る)
  •  カタログ情報、または画像について報告


この商品を見た後に買っているのは?


この商品につけられているタグ

 (詳細)
タグをクリックすると、タグがつけられた商品、タグをつけた人が表示されます。※タグは初期設定で公開になっています。詳しくはこちら
 

 

カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
 貧しい夫婦と二人の兄妹。ありがとうを言わない妻と、ありがとうを言わせたくて妻の欲しがるものを次々と与える領主。恐ろしい家庭教師と、賢明な魔女。片目を失ったカラス。これが、この本の登場人物です。
 この本は、偶然知ったもので、レビューはないしもちろん現物も見たこともなく、この作者の他の本も読んだことなく、買うまでにかなり迷いました。けど、タイトルが異様に気になり、結局タイトルだけで買ってしまいましたが、買って正解だったと思っています。
 絵画でも、彫刻・陶芸でも、初期のものと後期のものってかなり変わってきますよね。後期になればなるほど洗練されて華やかになっていきます。全盛期といわれるものは、どれもはっとするような美しさがあります。それが過ぎると悪趣味に近くなり、ごちゃごちゃとなっていきます。それに比べ初期のものは、洗練さは少ないかもしれませんが、シンプルで稚拙な中にも、無視できない力強さというか、本質を捉えた何かがあるように思います。
 この本にも、初期の時代でしか表せられないような何かがあります。実際には、この本が、ファンタジーの枠組みの中でどの時代として位置づけられているか解りませんし、ファンタジーの枠でくくってよいものかもはっきりしませんが、とりあえず今の時代の本では表せられないものを持っています。
 けして、派手な展開ではありません。どちらかと言わなくても、はっきりダークな色調の本です。子供向きとも言いがたいでしょう。だけど、本当にファンタジーを好きな方に、一度は読んでもらいたい本です。原点というか、ソースというか、ボキャブラリーが貧困なためはっきりは言えないんですが、とりあえず『何か』があります。
 うーん、強いて言うなら『クラバート』に似てるかしら?そうですね、クラバート好きな人ならきっと好きになれると思います。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By なな
子どもの頃、「夜のパパ」を読んで、マリア・グリーペさんの独特の雰囲気に惹かれました。太陽のように明るい物語が好きな人にはお勧めしません。

静かで力強く、月明かりのように冷静に真実を照らし出している、そんな本です。たとえばこんな文章。

・・質問するには、知らねばならない。だが、この子たちは何一つ知らなかったのだ。・・

アダルトチルドレンの立場からも興味深い内容です。

うつ病のような心の病の領主夫人は、物事を見通す魔女フラクサに「自分自身の主人になれない人は「領主夫人」ではありません」とおだやかにさとされているし、根っからのよい人だと自分で思っている領主は、誰かに何かしてあげることで感謝されたいといつも考えている。それは「なにひとつ自分のものをもたない少女」を城に連れてきてプレゼントを送り続けることだったり、貧しい家から子どもを引き取ってあげるという「誘拐」だったり。それも領主の善行なのです。

それから、大きな体と威圧感で子ども達を支配するナナ。・・彼女の世話になるということは、彼女に支配されるということなのだ・・

万能感と無力感、善と悪、強いものと弱いもの、支配と被支配。

文章のひとつひとつに重みがあって、読後に考え込んでしまう作品。
このレビューは参考になりましたか?
1964年にスウェーデンの女流作家マリア・グリーペ(1974年、国際アンデルセン賞を受賞)
によって描かれた幻想物語(ファンタジー)、静かな光を放つ逸品です。

スウェーデンのある古い貧しい村、今はもう残っていないという「なげきの村」に住む
ガラス職人の二人の子どもたちが、ある日突然行方不明になります。
残された両親のいる「なげきの村」と二人がとらわれた不思議な館を舞台に
物語は展開し、

「エンスケタード」(願いの町)、「忘れ川」、
片目の大ガラス・クローケ(かしこいの意)、濃い緑色の石のついた指輪、
市、不思議な占い師の予言、
黒いビロードの服を着て長い黄色のお下髪をたらし薄紫色のレースのスカーフをかぶったお人形、
魔法etc.
心の隅に残る言葉や伏線を
物語の終盤でひとつひとつ鮮やかに紐解いてゆきます。
それぞれのキーワードは北欧神話に由来していて、
ものがたりの奥行きを感じます。

背景には「戦いは荒野の捷に従う…強い方が勝つのだ、善悪と関係なしに」
という北欧らしい、荒々しい自然界の現実が横たわっています。

さらに、ありがとうと言わない領主夫人と、
ありがとうと言わせたくて妻の欲しがるものを次々と与える領主、
頻出するそれぞれの「願い」、
人間の愛憎や読み手の心の奥をくすぐる微妙な心理が垣間見え、
物語に厚みを加えています。

久々の「ゆきてかえりし物語」でした。
しばらくはこの充足感に浸っていたい。
できるならば、忘れ川に小船を浮かべて、川面を静かにたゆたってみたい。
このレビューは参考になりましたか?
カスタマーレビューの検索
この商品のカスタマーレビューだけを検索する

クチコミ

クチコミは、商品やカテゴリー、トピックについて他のお客様と語り合う場です。お買いものに役立つ情報交換ができます。
この商品のクチコミ一覧
内容・タイトル 返答 最新の投稿
まだクチコミはありません

複数のお客様との意見交換を通じて、お買い物にお役立てください。
新しいクチコミを作成する
タイトル:
最初の投稿:
サインインが必要です
 

クチコミを検索
すべてのクチコミを検索
   


リストマニア

リストを作成

関連商品を探す


フィードバック


Amazon.co.jpのプライバシー ステートメント Amazon.co.jpの発送情報 Amazon.co.jpでの返品と交換