登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
29 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
類書の少ない数学C分野の自習書。学校で授業してもらえなかった人にも,
By reviewermizuno (大阪府大阪市淀川区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 志田晶の 行列・1次変換・いろいろな曲線が面白いほどわかる本 (数学が面白いほどわかるシリーズ) (単行本(ソフトカバー))
高校の授業で十分に扱ってもらえないことの多い「数学C」の「行列」「いろいろな曲線」の分野にスポットを当て、入試の基礎レベルまで周辺事項を含めて丁寧に解説した本。初学者から使えてなおかつそれなりの到達点の高さになるように内容が工夫されているほか、数学Cの問題をしっかりやることによって、周辺事項を見直すきっかけにもさせようとしている(たとえば行列のn乗を通じて整式の割り算や等比数列を復習するなど)。位置づけとしては「佐藤の数学教科書」(東進ブックス)に近いが、こちらほど平板に文章は並ばず、同じ中経出版の「坂田アキラ」シリーズに近いビジュアルな紙面づくりを見せる。 基本事項の解説にも例題の解説にも講義調を取り入れてはいるが、話し言葉べったりではないところにある種の「品位」のようなものを感じる。話し言葉は吹き出しに入れて、教科書的な文章の部分と区別しようとしているのが河合塾講師でもある著者なりの工夫であり、バランス感覚なのであろう。 とにかく、この本の登場で選択肢は増えたといえる。細かい部分を含めて、最終的な評価は生徒の皆さんにお願いしよう。
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
良書。でも独学用には更なる改訂を希望。,
レビュー対象商品: 志田晶の 行列・1次変換・いろいろな曲線が面白いほどわかる本 (数学が面白いほどわかるシリーズ) (単行本(ソフトカバー))
志田晶先生の本は「これは本当は大学で習うんだけど、知っとくと便利だよ」と、参考書に載っていない事が書いてあったりしてありがたいです。ベクトルの本でもお世話になりました。私は大学で行列は習ったはずなのに、もうハミルトンケーリーの定理さえ忘れ去っていました。そんな私だと、独学にはちょっと厳しい本でした。本書の一番の欠点は例題が少なすぎる事です。まだ全然慣れない内から、そこそこの問題を解かねばならず、挫折しやすいです。坂田アキラ先生の本は「まず基本」「次にほんのちょっとレベルを上げまっせ」「ちょいムズ」といくので心が折れにくいのですが。私はこの行列の本を今四回目の読破中(過去三回は途中棄権)で、やっと何とか人に説明できそうなレベルになってきました。時間の無い受験生だとそうもやってられないでしょうから、そのへんを何とか宜しくお願いしたいです。とは言うものの、他の参考書なんかよりは抜群にわかりやすいです。表紙絵のとべすなほ氏、女性とは思えない魅力的な絵柄ですね。って関係ないか。
5つ星のうち 4.0
使用にはやや注意が必要な入門書,
By 三郎 (京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 志田晶の 行列・1次変換・いろいろな曲線が面白いほどわかる本 (数学が面白いほどわかるシリーズ) (単行本(ソフトカバー))
数少ない、数C分野に焦点を絞った入門書。ただ入門書という割には、例題をみると京大、北大、東工大…など難関大の問題が散見され、独学で学ぼうとしている人は困惑してしまうかもしれません。 おそらく今までこの本を使って学習した受験生は、普通に入門書として使えた、という人と、入門書なのに難しすぎると使用を断念した人の二通りにキッパリ分かれると思われます。 それを分かつ要因は、IAIIBの勉強がどの程度進んでいるか、という点にあります。 著者が本書の前書きで述べている通り、数IIICはIAIIBまでの総まとめのような位置づけなので、IIIC分野の問題でも、実際に問題を解く際に必要な解法はほとんどIAIIBまでの範囲で学んだものであることが多いのです。よってIAIIBまでの範囲に穴があると、いくら丁寧に書いてあるとはいえこの本の解説についていくことはできません。 この本を入門書として使える具体的な条件は、IAIIBの学習がいわゆる網羅系といわれる本(黄チャート、シグマトライ、本質の解法など)を一通りこなした段階まできていることです。 受験勉強に限らず、何かを勉強する際にはまず浅く広く全体像を把握し、徐々に細部を詰めていく、というのがセオリーです。したがって、IAだけを一気に教科書レベルから難関大レベルまでこなして、次にIIB、IIICを一から始める、というのは非効率な勉強法です。 しかし数学Cに関しては、前述の通りIAIIBの学習がある程度進んでいる方が理解が進みますし、基礎から入試レベルまでの距離が近いので、まずIAIIBの学習を優先してやっておくのがいいでしょう。実際に、土台ができていれば本書は2週間程度で終わりますし、本書を終えていれば網羅系の例題も大半はスラスラ解けますので、数Cの学習を夏頃から始めたとしても入試には十分間に合います。 どうしても早い時期にすべての分野に手を出しておきたい人は、本書の使用は諦めマセマなど他書に頼るのが良いでしょう。 さて肝心の内容です。坂田アキラ氏の本に比べると紙面はややスッキリした印象ですが、解説は丁寧ですし物足りないと感じることはありません。特にサイクロイドの問題をベクトルの極座標を用いて処理する問題などは網羅系の参考書では意外と理解しづらい部分だと思いますが、本書はとても分かりやすいです。 また対策が手薄になりがちな一次変換の問題も多く収録されていて、非常に参考になります。 ただ一つの不満は、やはり基本的な問題が少ないことでしょうか。上に述べた通り、IAIIBが出来ていれば十分入門書として使えるのですが、それでも、シンプルな計算問題など、いわば素振りにあたるような基礎問題をもう少し盛り込んで欲しかったというのが正直な感想です。出版社から強いられたページ数の都合などがあるのかもしれませんが、そういった部分はやはり坂田アキラ氏の本と比べると見劣りしてしまうという印象です。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
|
|