平岡正明とは、JAZZ 評論家にして革命家!、アジテーターにして、マイホーム主義者など
意味不明、ジャンル分け不可の著述家であるわけだが、昨年物故された。
そして、とりわけ、我が青春の〜 と冠をつけて語らねばならないお方なのです。
「どれを読んでもスウィングする本を書ける著者は洋の東西にいないわけではないけれど、専門や
分野などへいちゃらに、何の主題を書いても読者をスウィングさせられる著者は少ない。平岡正明
はそういう秘芸の持ち主である。」
松岡正剛の千夜千冊第七百七十一夜【0771】2003年05月12日
と、わが意を得たりのオマージュを捧げてくださっているのは、松岡正剛先生である。
15歳の時まで落語少年だった、という告白が文中何箇所かあった。そして、齢60近くして、図書館の
視聴覚室でヘッドフォンで聞く落語に再開したらしい。
私は若い頃、執拗なまでの彼の読者であったから、平岡本の楽しみ方は身に付いている。どんな些細な
事象にも世界革命を遠謀せずにはおかない神掛り的幻視力は健在で、古典落語を通して平岡が見据える
何事かを、読者は見つけるだろう。平岡正明というフィルターを通して世界を見る。そして愉悦するための
秘術を学ぶのだ。
おかげさまで、今日ツタヤで古典落語 CD4セットを借りてきました。
これからお楽しみ。