「火事息子」は勘当した息子と久しぶりに対面した父親のなんとも微妙な親心を名演。
まるで自分の父親に言われているようで、何度聞いても涙ぐみます・・・しかし、そこ
は志ん朝師匠。母親や番頭を滑稽に描いて湿っぽくなりそうな話に笑いを添えています。
下げも親心ならではのオチ。「厩火事」は髪結いの女が自分の亭主が本当に私(女房)を
愛しているのかを確かめる滑稽話。さるだんなと唐土のだんなの話しを聞いた女房が自分
の亭主がどっちのタイプか試すところは大いに笑えます。そして、下げが最高!自分の奥
さんには聞かせたくない話です(笑)