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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
背中を見せて待つこと,
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レビュー対象商品: 志のみ持参 (活学叢書) (ハードカバー)
松下政経塾。すっかり政治家なるための虎の穴として認知度は高まったが、創設当時は苦労の連続だったようだ。 その政経塾の塾頭として奮闘されていた上甲氏が、「掃除」をテーマに行った講演をまとめたのがこの本。 掃除についてはもちろん様々なエピソードが収められているが、松下幸之助氏の教え、上甲氏の経験等、本当に参考になる内容が満載である。 そもそも、上甲氏も仕事の上では非常に苦労された方であることが、政経塾のバックボーンとなっていたようだ。 広報部、広報誌の編集長としてキャリアを積み、慢心し始めた頃に一転営業に異動。 実績のない上司には部下も従わないという、つらい現実。 こうした経験をベースにして、青天の霹靂でなんと政経塾の理事として出向することになる。 松下幸之助が私財を投げ打って作った政経塾。 21世紀の世界、日本を担うリーダー養成するためのエリート教育機関。 日本から優秀な若者が集った第一期生の入塾式。 どれだけすごいことを期待されているだろう、と肩に力が入っている塾生に対し、塾頭の松下は「明日から、朝、早う起きて、しっかり掃除してくれ」と言った。 ここから政経塾の葛藤が始まる。 優秀で頭でっかちな塾生は、理論的、科学的でないことにはなかなか従わない。 「掃除は塾の方針だ」と松下が言っても、「塾長の横暴だ」と反論がくる。 厳格な管理体制、監視体制を敷いて朝の掃除は機械的に行われることになった。 あるとき、松下病院にいた松下幸之助に塾生をつれて報告に行った。 「これからますます、政経塾は良くなるでしょう」と報告し、松下も機嫌が良くなる。 しかし、塾生の質問時間が始まった途端、状況は一変する。 塾生はこう質問した。 「もう一度お尋ねします。掃除をすることの意義について教えてください」 松下はイライラしながら「十年経ってこれではどうにもならんな」。 結局、上甲氏は、強制では掃除が根付かないことに気づく。 それに気づくまでに7、8年かかったとおっしゃっている。 いいことをしていると、やっていない人に対して「けしからん」と思う。 これでは謙虚ではなく、傲慢、偽善である。 「結局、変わらなければならないのは自分だった」 この本を読むと、この一言がズシンと心に響く。
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
中間管理職向け?,
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レビュー対象商品: 志のみ持参 (活学叢書) (ハードカバー)
著者は、松下政経塾にて、理事・塾頭、常務理事・副塾長を歴任した人物。彼は、松下幸之助翁から「塾生とともに毎朝掃除をすること」を、言い渡される。
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