出版社からのコメント
発表50周年記念出版。
「カムイ伝」と並ぶ、巨匠・白土三平の代表作! 格差社会や貧困問題が問われるいまこそ読まれるべき、社会変革の壮大なロマン。貸本マンガの大金字塔をカラー384ページを含め原本から初復刻します!!
「カムイ伝」とならぶ半世紀前に発表された代表作であり、貸本マンガの金字塔「武芸帳」全17巻を発表時の原本から初めて復刻します。
現在、文庫でしかよめない名作が蔵書に適した四六サイズで蘇ります。判型は「カムイ伝全集」にあわせた四六で、完全復刻とは異なるものですが、これまで既刊との違いはカラーページを含めて発表時の貸本原本から復刻し、デジタル処理により、原本初出時を忠実に再現した完全版!
巻末収録 崔洋一監督インタビュー2
「闘争のただ中に輝いた『影丸伝』への追想
中野晴行「貸本マンガの最期に咲いた花」
著者について
1932年、東京都生まれ。紙芝居の衰退により漫画家に転身し、1957年に貸本漫画『こがらし剣士』でデビュー。貸本マンガを代表する長編『忍者武芸帳』と並行して、63年第4回講談社児童まんが賞を受賞した『サスケ』『シートン動物記』などを次々に発表。64年に『ガロ』が創刊されるきっかけとなった『カムイ伝』はその後、『ビッグコミック』に描き継がれる一方、同誌に『カムイ外伝』を連載。『忍者武芸帳』とともに日本マンガの質を大幅に向上させた。代表作はほかに『消え行く少女』『忍法秘話シリーズ』『ワタリ』『神話伝説シリーズ』、著書に「カムイの食卓」などがある。