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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
スピードとヴィジュアル感勝負!,
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レビュー対象商品: 忍びの国 (単行本)
和田竜さんの作品全般に言えることですが、良くも悪くも脚本的です。圧倒的なスピード感と、少ない文字数で場をイメージさせることに長けた小説だと思います。 台詞に関しても、簡潔で分かりやすい。 そのため、本をあまり読まない方にもお勧めできる小説です。 逆に日常読書をされる方、特に時代物を好まれる方には「物足りなさ」を感じる人も多いのではないでしょうか? 個人的な感想をいえば、少々物語や人物の背景に物足りなさを感じるものの、展開の面白さや史実を取り入れているのに全てがフィクションのような作風に大いに楽しませてもらいました。 ちゃんとした監督や俳優で撮ってもらえるのなら、ぜひ「のぼうの城」に続き映画化をしてもらいたい作品です。
29 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
エンターテイメントに徹底したヴィジュアルな作品,
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レビュー対象商品: 忍びの国 (単行本)
「のぼうの城」の和田竜の新作。伊勢を治める織田信雄が、伊勢の「忍びの国」に攻め込む物語です。 伊賀の十二家評定衆は、伊賀の武名を上げるため術策を施して、伊勢の信雄に攻めさせようとします。 この仲間をも欺く術策が、伊勢、伊賀の両国に人々の運命を変えて行きます。 この本は、史実に基づいているのでしょうが、エンターテイメントに徹底した人物の性格設定やシーンの描き方で、非常にヴィジュアル感があります。 それだけに非常に楽しく読むことが出来、前作よりもいいかも知れません。
31 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
壮絶なり忍びの世界!,
By 和泉 茂一 "シゲ" (山梨県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 忍びの国 (単行本)
和田龍氏のデビュー作「のぼうの城」が痛快であれば,本作は壮絶という表現になるのか,忍びの世界の残忍さ,非道さ,生々しさがリアルに伝わる.「伊乱記」に記される伊賀忍者軍団と織田信雄(織田信長の次男,養子に出て北畠信雄)の大戦における伊賀忍者の株を上げた伊賀の勝利を描いている.本書がおもしろい理由は,結構一般的には知られていない史事だからでは無かろうか?個人的には前作より今回の作品の方がおもしろかったように思う.読む視点としては歴史小説をとことん楽しむと言うことにつきる.主人公の伊賀忍者/ 無門は金のためなら人を殺すことを何とも思わない伊賀忍者の典型像,それでいて尻に引かれる女房のお国には頭が全く上がらない.人間味のない人間の矛盾する一面と,ついには伊賀忍者に対する非道さを自身の不幸から初めて認識するストーリーは読みごたえがある.「次はどうなる,次は...」と読み進むとあっという間に読み終えてしまうくらい,内容は壮絶且つ非常におもしろい! 映画に成るときっと見に行くだろうなという話の流れは,最後の最後もで息を抜けないので,そのリアル観を是非この一冊で体験して頂きたく思います.
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