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忌館 ホラー作家の棲む家 (講談社文庫)
 
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忌館 ホラー作家の棲む家 (講談社文庫) [文庫]

三津田 信三
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 750 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容説明

注目の作家のデビュー作が文庫化!    『首無の如き祟るもの』でブレイクした三津田信三のデビュー作が講談社文庫登場。架空地名、武蔵名護池を舞台に主人公『三津田信三』が巻きこまれる恐怖とは!?

内容(「BOOK」データベースより)

奇妙な原稿が、ある新人賞に投稿された。“私”は友人から応募者の名が「三津田信三」だと知らされるが、身に覚えがない。そのころ偶然に探しあてた洋館を舞台に、“私”は怪奇小説を書きはじめるのだが…。本格ミステリーとホラーが見事に融合する三津田信三ワールドの記念すべき最初の作品が遂に登場。

登録情報

  • 文庫: 464ページ
  • 出版社: 講談社 (2008/7/15)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 406276105X
  • ISBN-13: 978-4062761055
  • 発売日: 2008/7/15
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 真琴
形式:文庫
怪奇、オカルト、ミステリが好き、乱歩が好き〜、っていう人には、著者と文学談義をする気分で楽しめる小説です。

しかし、物語としてはイマイチなんだなあ。
ものすごく斬新でもないし、突っ込みたいとこもいろいろあるし。
特に後半は現実と作中作がごちゃごちゃになって進んでいく展開なんですが、最後のほうは「もうどっちでもええんちゃう?』っていう気分になってきて、私はついていけませんでした。
ついていけないというのは、つまり私の想像力が、著者の書こうとしている恐怖に追いついていないということで、要するに、これは好みの問題なのかもです。

私はむしろ、これを読んで、やはり連城三紀彦はすごい作家なのだということを改めて知り、そのほうが収穫でした。
(本文中に、連城作品に関する講釈があります)
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 紫陽花 VINE™ メンバー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
民俗学的伝奇ホラーと本格との融合で知られる作者のデビュー作。本作を読むと、当初は乱歩風の怪奇幻想味を嗜好していた事が窺える。H.ヘイクラフト「娯楽としての殺人」の名称を自作名として扱ったり、初歩のミステリ論を熱く展開したりと、遊びとも気負いとも取れる試みが微笑ましい。本作の趣向は英国風ゴシック・ホラー、そして一人称と同人誌連載の小説のカットバックで描かれる叙述形式。

<私・三津田信三>は雑誌編集を続けながら、作家としてデビューもしている。発端は、友人からの連絡。<三津田信三>を一人称の主人公とする作品をペンネーム津口と言う者が、ある賞に応募していると言う。住所も本物と同じだが、私には覚えがない。そして、ここから私がある西洋館(人形荘)に住み始める経緯が語られる。それに加え、同人誌に連載する事になった小説(作中作)の内容がカットバックで入る。私の体験と、人形荘をモデルにした作中作から、その館が英国から移築したもので、「忌まわしい」雰囲気を漂わせている事が強調される。「英国幽霊屋敷」本中の具体例も紹介される。作中作では四人家族と言う設定だが、これは上述の具体例の一つと同一。そして、人形荘に"津口"が訪れる。この作中作の意図は何なのか ? 更に、津口から私の元に天井裏に続く秘密の扉の鍵が届く...。そして、私のファンと言う若い女性綾子が登場して人形荘を訪れる。素直に捉えれば「綾子=津口」であり、館の元所有者であると共に幽霊であり、(霊力で)作中作を書かせた、との想像が浮かぶ。正統派幽霊小説なら、こうなる所だが...。

作中作の意図も説明され、ドールハウスを中心とするホラー味との間で融合が図られるが、後年の「...の如き...もの」シリーズと比べると、今一つ冴えない。怪異現象が主に作中作で起こりインパクトが弱い点と、作者の趣味の押し付けが強過ぎる点が原因だろう。
このレビューは参考になりましたか?
形式:文庫
初めて三津田氏の作品を読みました。

内容は雑誌編集者がある洋館に移り住み、そこで怪奇小説の創作活動をするうちに非日常の怪異に巻き込まれていく…といったものです。
作家の日常と作家の書く怪奇小説の内容が交互に描かれていきます。

感想ですが、
話のところどころで古今東西の怪奇談や推理小説の挿話がされるのですが、その知識の豊富さに目を見張るものの、ややくどく、話の主筋が中断されリズム良く読むことができませんでした。

徐々に非日常に侵食されていく様子にも、著者の意図と反して「この状況怖いかなぁ…」と鼻白んでしまいました。

またクライマックスにかけて、現実が作家が書く小説内容に侵食されていくのですが、作品中盤でのめりこめなかったため、完全に乗り遅れました。

この分野の作品の醍醐味である、次の1ページをめくるとき、あのハラハラドキドキの高揚感を残念ながら感じることができませんでした。
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