「相続」は誰の身の上にも起こりうること。「相続税」を払う必要のない少ない相続財産の場合でも、相続人の間でもめるケースは数知れない。本書は、そんな少額な相続財産のケースだからこそもめないようにするためにはどうすればよいか、また、相続税を払うことになりそうな人にはどんな対策があるか等、各章ごとにそれぞれ「もめた事例」と「問題点の整理」、その「対策」と「解説」が、女性税理士らしく丁寧に分かりやすく述べられている。相続や相続税申告、税務調査対応などの実務に携わった経験が活きているのであろう、教科書的ではない相続の指南書であると言える。