『never cry』で震え、『教えてよ〜miseducation〜』で痺れ、今作は泣けます。彼女の魅力といえば何といっても、まさかこんな子が出てくる
とは!?というほどの革命的ヴォーカルですが、あまりに強烈すぎて好みはわかれます。が、本作みたいな壮大なバラードでは、それが煽動力
という武器に変わると思う。どんどん色んなチャレンジをして欲しい。でもどんなタイプの曲を歌っていようが、今後2〜3年で必ずトップに
立っていそうな気がするんだよなあ。とにかく止まりそうにない。奔る。迸る。そう迸るんだよなあ。強烈だが、それは感情の赴くままに
がなりたてるというより精神の響きがとても大きいと感じるのだ。ゆえに透き通っている。だが彼女の場合この透明さが強靭すぎる。。
さて肝心の曲のほうにもちょっと触れると、映画の主題歌にじつにふさわしい物語を感じる。ピアノの調べが寄り添うように語りかけてきて、
サビに向かいストリングスが吸引力を高め、あとはポーッとするだけ。しかし同時にグッと力がこもる矛盾。優しく抱きあげられるような
温かさがありながら、どうしようもないもどかしさを代弁する。何か二重のストーリーを感じるし、完全性と欠陥性が曲中で出逢い強調しあう
のだ。よって切ないことこの上ない。そしてそれを伝達する仕方は誰よりもダイレクト。だから鳥肌。いや、いい曲です。興味ある方は是非
聴いてみて下さい。