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最も参考になったカスタマーレビュー
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
現在の心臓外科の基本形ができるまで,
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レビュー対象商品: 心臓外科の歴史―その技術を拓いた先覚者たち (1973年) (中公新書) (新書)
著者のジョンソン博士が書いたのが今から40年前の1970年でかなり古いのだが、書かれてあるのは1896年から1955年までの話でそれには理由があると訳者あとがきにある。ドイツのルードヴィヒ・レーンが人間の心臓外傷の縫合に初めて成功した1896年は心臓外科のスタートと目されているし、1955年という年は、アメリカのドゥオールの気泡型人口肺が初めて人間の手術に使われた年で、この装置のおかげで、直視下心臓手術に大きな可能性がひらけ、心臓外科の基本的な方法もこのころに出揃ったからだと。その60年間の間の心臓外科の難問を一つずつ解決していった足跡がこの本には書かれてある。よって、1970年以降の素晴らしい心臓外科の進歩(特に心臓移植や人工心臓など)はその後に出版された著書にゆだねたいが、現在の心臓外科の基本形が築かれるまでの歩みはこの本で十分把握できるだろう。
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