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心的外傷と回復 〈増補版〉
 
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心的外傷と回復 〈増補版〉 [単行本]

ジュディス・L. ハーマン , 中井 久夫
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 7,140 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

〈トラウマ問題はすべて私たちの問題である〉
その諸相と治療への道を具体的に描いた本書は〈バイブル〉とまで呼ばれている。
ここに「外傷の弁証法は続いている」
の章を付し、新たにおくる。



〈本書はつながりを取り戻すことに関する本である。
すはわち、公的世界と私的世界とのつながりを取り戻す本である。
レイプ後生存者と戦闘参加帰還兵との、被殴打女性と政治犯と、
多数の民族を支配した暴君が生みだした強制収容所の生存者と自己の家庭を支配する暴君が生みだした
隠れた小強制収容所の生存者とのコミュニケーションを図る本である〉(序文より)


あらゆる心的外傷(トラウマ)の諸相とその治療への方向性を具体的・情熱的に示した本書は、
初版刊行以来、世界中の読者から感動をもって迎えられ、現在ではトラウマ問題の「バイブル」の地位をゆるぎないものにしている。
しかし、被害者をはじめ、この問題に対する取り組みは
まだ始まったばかりであり、事態は流動的である。


本書は、現下の問題への提起を書き下ろした一章「外傷の弁証法は続いている」を加えた増補版である。
「心的外傷」という主題は、すべての〈私〉の問題であり〈あなた〉の問題であり〈私たち〉の問題である。
この国の多くの人に読み継がれることを願い、新たに世に送る。

小西聖子 解説

内容(「BOOK」データベースより)

「トラウマ問題はすべての私たちの問題である」その諸相と治療への道を具体的に描いた本書は“バイブル”とまで呼ばれている。ここに「外傷の弁証法は続いている」の章を付し、新たにおくる。

登録情報

  • 単行本: 430ページ
  • 出版社: みすず書房; 増補版 (1999/11/25)
  • ISBN-10: 4622041138
  • ISBN-13: 978-4622041139
  • 発売日: 1999/11/25
  • 商品パッケージの寸法: 21.4 x 14.8 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 137,265位 (本のベストセラーを見る)
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カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー
34 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 それぞれの差異 2005/11/27
形式:単行本
犯罪被害者の一人として、ぜひ周囲の方々に一度でいいから読んで欲しいと願う一冊。

自然災害による心的外傷と、たとえばレイプといった個人的体験による心的外傷では、異なることをぜひ知って欲しい。いっしょくたに語られがちなこれらの差異、そして、その差異を踏まえてこそ論じられなければならない心的外傷後ストレス障害=PTSDたるものの正体を、つまびらかにしてくれる書。
このレビューは参考になりましたか?
62 人中、53人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 言葉にならない感情・孤独・絶望感に名前が付き、自覚し、その理由がわかることは、心的外傷を克服する大きな一歩です。

 この本には、戦闘参加者、レイプ被害者、児童虐待・性的虐待サバイバー、ナチスのホロコースト生存者などの、PTSDの症状や感情が、その苦しみを理解しながらとても詳細に書かれています。インターネット上や他の本には記述されていないことも多く、自分が感じていたのはこういうことだったのか、と思う部分がいくつもあるのではないでしょうか。豊富な臨床例は、避けてきた過去や痛みと向き合い、それらを検証し克服すること、または他の人の苦しみを理解するのを助けてくれます。

 読み始めるとともに、心の奥に押し込んでいた過去や痛みが悲鳴を上げますが、自分自身を理解し、絶望の底から這い上がる力をくれると思います。

 PTSD診療の歴史をたどる第一章は、自分のカウンセラーや精神科医がどういう考え方なのか、判断する材料になるかもしれません。第二章から、PTSDの成り立ち、抑圧された記憶、自分を苦しめる孤立無援感・罪悪感などと真剣に向き合うことが始まります。後半の回復の章で、サバイバーには何が必要か、苦しみをどう表現すればいいのか、周りの人に何を求めればいいのかという、回復のプロセスが詳述されています。

 文量が多く、読書好きでない方には大変かもしれませんが、得体の知れない孤独・不信・絶望、そしてトラウマに苦しんでいるなら、また、そういう人の力に心からなりたいなら、本書は必ず役立つと思います。

このレビューは参考になりましたか?
43 人中、36人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 社会病理を診る 2001/8/19
By cozaic VINE™ メンバー
形式:単行本
これはただ単に心的外傷後ストレス障害(PTSD)の診断と治療を述べた本ではない。心的外傷を産む背景、つまりこの社会の実相を詳細に追った本である。社会的に抑圧され、無視され、排斥されてきた記憶に焦点を当て、それに地位と名称を与えようとする試みである。

この本が心理臨床に関わる者だけでなく、広く一般の人々に読まれることを望む。そして心的外傷の奥に潜むこの社会の病巣を直視していただきたい。

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5つ星のうち 5.0 否定派はホロコースト否定と同根
PTSD否定、児童虐待PTSD否定派との戦いは否定派の敗北で終わった。その現実を無視して、なお否定しようとする便乗派は日本にいまだ多い。現実を否認する姿勢は「アウ... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: 黒騎士
5つ星のうち 1.0 日本ではバイブル、でも海外では・・・
この本自体は感動的なようですが、アメリカや諸先進国では著者ハーマン陣営によるセラピー被害者が続出し、裁判沙汰になり、すでに敗訴で騒ぎは終焉したそうです。恐すぎです... 続きを読む
投稿日: 2008/8/16 投稿者: 二郎
5つ星のうち 5.0 虐待・トラウマ関係書物のバイブル
確かに、著者のフェミニストとしての個人的な感情の昂りと、行き過ぎた憤りをところどころに感じはする。しかし、この本がすぐれた臨床体験に基づいて書かれた、最高の精神医... 続きを読む
投稿日: 2008/7/4 投稿者: Ryoma
5つ星のうち 5.0 あきれる書評に一言
この本の本質とまったく関係の無いあまりに低レベルの書評を見かけたので一言。まず著者のハーマンがフェミニストとしての立場を鮮明に表現していることはこの本の価値を少し... 続きを読む
投稿日: 2008/4/30 投稿者: 甘栗太郎
5つ星のうち 4.0 理解に最善、治療ハンドブックとしては今一の必読教科書
トラウマを扱う人間の定番教科書と言われています。トラウマを受けたということを理解するには良書です。でもEMDRやTFT、自我療法などが一定の評価を受けている今日で... 続きを読む
投稿日: 2007/5/22 投稿者: ひげだるま
5つ星のうち 5.0 やはり「バイブル」
両極端な評価を引き出してしまうこと自体、この本の持つ力を示しているのではないかと思う。PTSDは肉体の外傷と同等の、精神・神経への外傷である。この傷を持つ者と持た... 続きを読む
投稿日: 2007/4/21 投稿者: カスタマー
5つ星のうち 1.0 精神医学はいつになったら科学になれるのでしょうか
医学も自然科学の一つである以上、思想的に中立なのは当たり前ですよね?

さて、本書の冒頭に高々と掲げられたこの1行・・・... 続きを読む
投稿日: 2006/12/6 投稿者: eternalwind
5つ星のうち 5.0 援助をする勇気を持つための一冊
心の傷を負った人の話を聴くのはとてもエネルギーの要ることです。あまりの傷の深さに逃げ出したくなることも…。せっかく相手が勇気を出して扉を開いてくれたなら、少しでも... 続きを読む
投稿日: 2006/5/5 投稿者: sora
5つ星のうち 5.0 本は何のためにあるか
本書に次のような一節がある。

「誰かがレイプされていちばん悪いことは何ですか」と質問した。... 続きを読む
投稿日: 2006/3/21 投稿者: よれよれのオヤジ
5つ星のうち 3.0 バイブルは言い過ぎです。
トラウマや、PTSDを軽視してはいけませんが、現在では必要以上に重視され、トラウマとかPTSDという言葉が一人歩きしています。... 続きを読む
投稿日: 2004/5/19 投稿者: marveltrekkie
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