内容紹介
「監訳者あとがき」 から
本書に登場する13人の研究者を出身分野で色分けすると、次のようになる。
A(最初から心理学者):ベム、アイゼンク、フレイヴル、カーネマン、タネン、ジンバルド
B(他領域から心理学に参入):サイモン(政治学・経済学)
C(心理学者ではないが心理学に影響力):チョムスキー(言語学)、ダマシオ(医学)、フランクル(医学)、レイン(医学)、ティンバーゲン(生物学)
この中でノーベル賞受賞者はティンバーゲン(生物学医学賞)、サイモン(経済学賞)、カーネマン(経済学賞)の3人である。サイモンは、政治学・経済学から心理学に参入してきたが、カーネマンは逆に心理学から経済学に参入した。このように、本書を読むと、心理学者が多様なバックグラウンドを有すること、心理学が非常に幅広い分野であることがよくわかる。
本書のインタヴューは、個人のものも含まれ、全体がかなり以前のものであるが、その内容は決して古くなることはない。なぜなら、インタヴューを受けた心理学者の「生の声」が聞こえてくるからである。そのことは、本書の第1版が1977年に刊行され、1995年に第2版、2004年にこの第3版が刊行されたという事実からもうかがえる。日本の出版界から考えるととてつもなく息の長い本である。なお、アイゼンク、スキナー、レイン、ティンバーゲンの5人は第1版からの「生き残り」であり、30年の歳月を越えて評価されている。・・・・・・
内容(「BOOK」データベースより)
心理学を超えてさまざまな学問ばかりでなく、一般の人びとの考え方にまで影響を及ぼした、ノーベル賞受賞者を含む著名な心理学者たち。その生の声を引き出した、異色の記録。