Would you like to see this page in English? Click here.

この商品をお持ちですか? マーケットプレイスに出品する
心理学化する社会―なぜ、トラウマと癒しが求められるのか
 
 

心理学化する社会―なぜ、トラウマと癒しが求められるのか [単行本]

斎藤 環
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)

出品者からお求めいただけます。



キャンペーンおよび追加情報

  • 合わせ買いで割引:「本とPCソフトの合わせ買い」で最大2000円OFF。詳しくはこちら。クリエイター御用達のアドビ製品など、対象PCソフトのセレクション拡大中。

  • 著者ページ: 著者の作品一覧や、著者写真・略歴など、著者に関する情報を満載した「著者ページ」。著者の方は、「著者セントラル」へ。



商品の説明

出版社・著者からの紹介

80年代以降、先進国では心理学的なものの見方や精神分析的な人間観が支配的になりつつある。「動機の不可解な犯罪」が起きると、マスメディアは精神科医や心理学者にコメントを求め、ワイドショーでも、PTSD、ADHD、人格障害といった心理学的語彙が無造作に飛び交う。カウンセラーが若者のあこがれの職業になり、大衆文化においてはトラウマ・フィクションや告白本が流行する。さらに、災害時や教育現場では「心のケア」や「カウンセリング・マインド」が叫ばれる。いまや、社会全体が「心理学化」しているのだ。
こうした現象に問題はないのだろうか。「心の理解」の美名のもとに踏みにじられるものはないのか。本書は精神科医である著者が、内側から「心理学化」の様相を眺めて遠因を探り、そのゆきすぎや退行に注意を促す目的で書かれた。そこから見えてくるものは、我々自身と現代社会が抱える根深い問題である。

内容(「BOOK」データベースより)

事件報道にかつぎ出される精神科医たち、トラウマに席巻された映画・小説・音楽、ACブーム、そしてカウンセリング・ブーム。この潮流はどこへ向かうのか?“こころ”の理解の美名のもとに踏みにじられるもの―。

登録情報

  • 単行本: 238ページ
  • 出版社: PHPエディターズグループ (2003/09)
  • ISBN-10: 4569630545
  • ISBN-13: 978-4569630540
  • 発売日: 2003/09
  • 商品の寸法: 19.2 x 13 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 365,162位 (本のベストセラーを見る)
  •  カタログ情報、または画像について報告

  • 目次を見る

この本のなか見!検索より (詳細はこちら
この本のサンプルページを閲覧する
おもて表紙 | 著作権 | 目次 | 抜粋 | 裏表紙
この本の中身を閲覧する:


この商品につけられているタグ

 (詳細)
タグをクリックすると、タグがつけられた商品、タグをつけた人が表示されます。※タグは初期設定で公開になっています。詳しくはこちら
 

 

 

カスタマーレビュー

12レビュー
星5つ:
 (5)
星4つ:
 (4)
星3つ:
 (1)
星2つ:
 (1)
星1つ:
 (1)
 
 
 
 
 
おすすめ度
5つ星のうち 3.9 (12件のカスタマーレビュー)
 
 
 
 
あなたの意見や感想を教えてください:
最も参考になったカスタマーレビュー

24 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 心の時代をリアルにみつめて, 2004/9/16
By 
ソコツ - レビューをすべて見る
(トップ100レビュアー)    (VINEメンバー)   
レビュー対象商品: 心理学化する社会―なぜ、トラウマと癒しが求められるのか (単行本)
著者はバランスのとれた頭のよい人だなあ、とまず思った。心理学・精神分析的な発想の現代社会における流行、その意義と問題点の構図を、ほとんど感動するほど明確にしめしてくれる。もはや「トラウマ抜きでは成立しがたくなった」ポップ・カルチャー(映画と小説が主)の分析からはじまって、より直接的なカウンセリングの現場や「凶悪」な事件報道における「心の専門家」たちの位置づけを批判的に問う。他方で、著者と似た主張をしつつも極端な心理学化批判の論説を展開する小沢牧子氏を紳士的に諌め、さらに、むしろ現在は問題を「脳」に還元する動向の方が危険かもしれないと、一定の留保を加えることも忘れていない。巻末の宮崎哲弥氏(精神分析に敵対的な立場)との対談もおもしろい。

著者は、それでもなお精神分析を現代に活かしていくために、自分はラカンの倫理的な理論を精緻化して応用していきたい、と最後に宣言する。「いかなる幻想の超越性をも認めない」ラカンの思想こそが、欲望が充足されたという錯覚におちいってどんずまりになることを回避し、心理学化の風潮を相対化するための大いなる支えになるのだ、と。

レビューを評価してください 
このレビューは参考になりましたか? はい いいえ


12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 「心の病」という病, 2005/12/25
レビュー対象商品: 心理学化する社会―なぜ、トラウマと癒しが求められるのか (単行本)
斎藤環氏について語るまでもない、今をときめく精神科医…というよりは、もう評論家といったほうがいいのかもしれない。ミーハーだけれども僕は嫌いじゃありません。

本書では「心理学化」とは銘打ってあるものの、精神分析、臨床心理学、犯罪心理学などをひっくるめて、色々な出来事を「心」のせいにしてしまうという現象のことをさしている。例えば、なんでも「トラウマ」のせいにしてしまう風潮、ロジャース心理学派のいい加減さ、メディアに登場する「心」のコメンテーターと飛び交うあやしげな心理学用語、などなど。

その一方で「ゲーム脳」のような根拠のない器質原因論にも批判を加えているし、生物学主義にも懐疑的。

要は、「なんでも『脳』のせいにしたり、『心』のせいにしたりするのは視野が狭いし、不誠実なんじゃないの?」っていうことを筆者はいいたいんじゃないだろうか。ある学者がいったように、あらゆる科学には「反証可能性」が絶対必要なわけだし、そのためには根拠にもとづいた検証が必要なわけだし、そういった誠実さを欠いた人たちに対して筆者は反対表明しているんだと個人的には思う。

また、筆者は一連の現象をなるべく平易な文章で伝えようとしているし、内容は明快だし、根拠のない論は展開しないので説得力がある。精神分析が万能ではない(むしろ不可能性である)ことも認識しているし、牽強付会な言論人ではないのである程度信頼も置けるし、批判もできる。

でも、そんな筆者だからこそ、強い、ソリッドな言論を求める人には、この本はあまり向かないんじゃないかと思ったりもする。
レビューを評価してください 
このレビューは参考になりましたか? はい いいえ


18 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 精神分析のニューエイジ, 2005/1/2
レビュー対象商品: 心理学化する社会―なぜ、トラウマと癒しが求められるのか (単行本)
 サブカルチャーや「ひきこもり」を中心に日本の社会心理を分析する著者の意欲作。青少年の犯罪は世界でも最低レベルであること、30年前の半分以下であること、などデータに元ずく論点は一読の価値あり。不可解な事件が起こるたびにいつものしたり顔の精神科医に、マスコミの(フロイト流)幼児期のトラウマをコメントさせるワンパターンさにうんざりしている向きにお勧めだが、後半部分はやや抽象的表現が多く難解。それでも精神科医や臨床心理士などへ過剰な期待をするひ弱な人々への警笛にもなってはいる。
レビューを評価してください 
このレビューは参考になりましたか? はい いいえ

あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
 
 
最近のカスタマーレビュー










この商品のカスタマーレビューだけを検索する



クチコミ

クチコミは、商品やカテゴリー、トピックについて他のお客様と語り合う場です。お買いものに役立つ情報交換ができます。
この商品のクチコミ一覧
内容・タイトル 返答 最新の投稿
まだクチコミはありません

複数のお客様との意見交換を通じて、お買い物にお役立てください。
新しいクチコミを作成する
タイトル:
最初の投稿:
サインインが必要です
 

クチコミを検索
すべてのクチコミを検索
   


リストマニア

リストを作成

関連商品を探す


同じキーワードの商品を探す





この本は、それぞれの上記のテーマに含まれています。

フィードバック