帯の煽り文句「けっして悪用しないでください。たとえ一言も話さなくても、相手の考えていることがわかる。門外不出のマインドリーディングのテクニックを初公開」
ほとんどが嘘。逆に素晴らしいキャッチコピーだと感心してしまう。真実なのは「ドイツ」「邦訳」のみ
まず、内容だが、心理学の基本的な内容が徹底的に紹介されている。
「第一印象は外見がつくる」(P.36) 「見方が変われば世界は変わる」(P.46)
「自己暗示の力」(p.142) 「メンタルトレーニング」(p.236)
通常は『基本』から紹介して重要な著者本人の経験から導き出された『応用』を紹介して実践で役に立つ『パターン』等を紹介すると考えるが、
この本は『基本』のみ
門外不出のマインドリーディングのテクニックはどこに書いてあるのだろう。
著者の凄さを表すエピソードとしてたまたま、観客が星座を表すアクセサリーを身に着けていたのを
見つけて誕生月を当てたというエピソードが紹介されているが、それは単なる偶然であって皆が星座を表すアクセサリーを身につけている訳ない。
成功した例のみを強調するのは卑怯としか言いようがない。
著者の公開すべき『応用』『役に立つパターン』はお触り程度だ。
作中でインチキ占い師、サギ師を馬鹿にした記述が見受けられるが、著者も同類では?いや、出版社のほうか?