それぞれテーマがあり、例えば「怒り」ならば、まずこの色を使ってたまっている怒りを表現しましょう、次にこの色を使って怒りを鎮めましょう、最後にこの色を使って怒りを乗り越えましょう、と3段階で一つのテーマに取り組んでいきます。このような塗り絵は、類書がなく、この本のすぐれたところでしょう。
色、塗り絵の指定はありますが、もちろんそのとおりに塗る必要はありません。ただ、私は、あえて指示になるべく従って塗っていきました。どちらが効果的なのかは人によると思いますが、指示通りに塗っていたとき、疑似カウンセリングを受けている気分になりました。あえて「相手の言う通りにする」ことも自分を癒す方法のひとつだと私は思います。
この本の残念な点は、紙質。つるつるしているので、上質紙なのでしょうが、色鉛筆ではとても塗りにくいのです。 水性ペンもなかなか乾かないし、クレヨンにしては細かすぎるし。紙質さえ、塗りやすいものなら、星5つなんですけれどねえ。