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最も参考になったカスタマーレビュー
43 人中、35人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
この本の取り扱いには若干注意が必要,
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レビュー対象商品: 心は病気―役立つ初期仏教法話〈2〉 (サンガ新書) (新書)
私はスマナサーラ氏の著書は他にも読んでいて、いつもはっとさせられる教訓がたくさんあるのは確かで、この本もその一つではあるのですが、この本に限って言えば一つ注意が必要だと思います。p.96に「からだの問題は医学で治すべき」とあり、一見して精神が病んでいるようにみえても「精神的な」病気ではなく神経システムなどに問題がある病気などは仏教や心理学で扱う物事ではなく医学の範疇である。仏教のお坊さんでも治療は禁じられているから医者のところにいくように、とあります。 これはごくまっとうな話だと思います。 しかし、根本的な問題として「精神疾患」ないし「精神障害」は「心の病気」であり、仏教でなおせると思っているとしたら間違いです。精神的な問題という中で誰でも人生でぶつかる類のものであれば仏教でよいでしょうが、うつ病やましてや統合失調症ならばやはり医者にかかることが必要です。よって、p.37で言っている「うつ病とか統合失調症とか、いろいろな言葉で表される精神的な病気も、もとをたどればすべて『怒りのエネルギーです』」ですが、うつ病と統合失調症はそもそも別の病気ですし、現代精神医学では投薬して脳の信号異常をコントロールしていく必要があるものもあります。また、これらの疾病が原因で不眠になっているのであれば、p.169「毎日不安で眠れない」という悩みに関する回答も的をはずしており大変危険なので、注意が必要です。 基本的な姿勢としてはいいと思うのですが、精神障害・疾患に関する線引きを誤解している面が重大なので、そこは割り引いて読まれたほうがよいと思います。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
心の弱さを素直に認めること,
By waves (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 心は病気―役立つ初期仏教法話〈2〉 (サンガ新書) (新書)
前作「怒らないこと」に続き、今回もお釈迦さまの教えは深い。この本はまず「人の心はみな病気である」と喝破するところから始まる。現代人は個性を称揚するが、高慢な自我に囚われ歪んだ心も個性のうちだから、冷静に自分の言動を見直し、歪んでいる部分は歪んでいると認めることが必要だ。 次にお釈迦さまが3人の狂人の心を治す事例が示される。我が子の死を受け入れない母親に対して、「死者を出したことのない家からカラシの種を貰ってくること」というお題を出し、死の普遍性を理解させる。仏教は心の科学であり、お釈迦さまは心を救うために心を冷静に分析しているのだと感心させられる。 最後に心の育て方として瞑想法が教えられる。「私、私」という自我の心から慈悲の心に変えていくことで、幸福に平和的に堂々と生きていくことができる。 自分の感情を踏みにじって生きていくことは難しいが、一方で我々は感情に振り回されることが多いのも事実。心の弱さを素直に認めて、そして強靭な心を手に入れたいと強く思った一冊。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
「心は弱い」からこそ「日々、磨く」事が必要,
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レビュー対象商品: 心は病気―役立つ初期仏教法話〈2〉 (サンガ新書) (新書)
私にとっては非常に良い本だと思います。「心は弱い」という前提で「だからこそ、その心を日々磨き続けないとすぐにダメになってしまう」という考えは賛同できる。その為に「欲望」を常に客観視し、「自分の嫌いな人、自分を嫌いな人」の幸せを祈るということが自分にできるかはまだ自信はないが、頭の片隅にそういう考えを置いておくだけで随分と気が楽になる気がする。この本でも言うように「できればいいけど、出来なくても気にすることはない」訳でもあるし。日曜の朝辺りに時々、読み直して、自分の心を見つめなおすきっかけにしたい。
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5つ星のうち 4.0
スマナサーラ長老の日ごろの説法がコンパクトにまとまっています
スマナサーラ師のファンなので、本が出たら買います。... 続きを読む
投稿日: 2006/11/8 投稿者: 十姉妹
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