内容紹介
ドーパミン、セロトニン、ホルモンなど、私たちもよく聞く言葉ですが、これらは神経のはたらきに関係していて、私たちの心をいわば生理学的に支えています。いったいどんなしくみで? 電子顕微鏡や、最近話題のPETなどイメージング技術によって明らかになった、神経の情報処理の仕組みやホルモン・システムのはたらき、そして、薬物や麻薬が神経に及ぼす作用など、これまで難しい専門書しかなかった分野についてはじめてやさしく解説した本です。
内容(「BOOK」データベースより)
心の精妙なはたらきを支えるドーパミン、セロトニンなどの神経伝達物質とさまざまなホルモン。そのしくみから薬物の作用まで、基礎からわかりやすく解説。
内容(「MARC」データベースより)
心の精妙なはたらきを支えるドーパミン、セロトニンなどの神経伝達物質とさまざまなホルモン。そのしくみから薬物の作用まで、基礎からわかりやすく解説する。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
シルバー,ケヴィン
スタフォードシャー大学ヘルス・アンド・サイエンス学部心理学上級講師。イギリスのAレベル試験委員。精神疾患の心理学的研究の他、インターネットによる教育と学生支援についても研究している
苧阪 直行
1976年京都大学大学院文学研究科(心理学)博士課程修了。1979年文学博士。現在京都大学大学院文学研究科実験心理学教授
苧阪 満里子
1979年京都大学大学院教育学研究科(教育心理学)博士課程修了。1984年教育学博士。現在大阪外国語大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
スタフォードシャー大学ヘルス・アンド・サイエンス学部心理学上級講師。イギリスのAレベル試験委員。精神疾患の心理学的研究の他、インターネットによる教育と学生支援についても研究している
苧阪 直行
1976年京都大学大学院文学研究科(心理学)博士課程修了。1979年文学博士。現在京都大学大学院文学研究科実験心理学教授
苧阪 満里子
1979年京都大学大学院教育学研究科(教育心理学)博士課程修了。1984年教育学博士。現在大阪外国語大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
抜粋
私は本書をサッカーのワールドカップの年に書いているので、サッカーのアナロジーで始めたいと思う。ボールに強く空気をいれないとうまくバウンドしないし、一方強く入れすぎると破裂してしまう。プロのサッカー選手は、ボールの空気圧がわずかでも違うとよいゲームができなくなるという。つまり、ボール圧が一定の範囲にあってこそ、サッカーはサッカーたり得るということになる。身体についても同じことが言える。たとえば身体の多様な科学物質の反応は、酵素(enzyme)のはたらきによって調整されている。酵素は一定の温度の範囲でのみはたらくので、体温も常にその範囲に調整されている必要がある。このように、体温やその他の機能を調整するはたらきを、ホメオスタシスのメカニズムと呼ぶ。(「第6章「ホメオスタシス」より)