この本の特筆すべき点はやはり、こころの病に対して、症状の軽減に効果的なビタミン等は何か?
ということを詳細に説明している点であり、
それも、民間療法的な視点ではなく、化学的な視点から説明されているという点です。
筆者は薬の使用に否定的ですが、今現在心の病で苦しんでいる人は、薬で症状を軽減しながらでも、
この本に書かれていることを参考に食事を改善したり、サプリを摂ったりすることによって、
より早く回復へ向かうことが出来ると思います。
心の病というと、いままでは対症療法で薬漬けにして、自然回復を待つ、もしくは効果があるのかないのか
わからないカウンセリングに長期間通う、という方法が一般的で、
それ以外はあまり考えられなかったと思います。
そこに新たに「食事(摂取する栄養素)で治す」という方法を提案した。
そこがこの本の評価すべき点です。
★2007.12付記
この書籍に書かれているような栄養療法が、一般にも徐々にひろまりつつあるようです。
「日経Health」にも似たような内容(心の病を食事でよくするということ)が掲載されました。
なお自閉症に関する記述が気になる人は、2ページほど破り捨てるだけで済みます(笑)