ヘンリー・ナーウェンの本はそれまで何冊か読んだことがあり、とても励まされ勇気づけられていました。しかしこの本を手にとった時、その序文から今までとは違った慰めが与えられました。それまでナーウェンは私にとって本を通しての「先生」でした。彼の著作を通して私は沢山のことを教えられ、勇気を与えられてきました。しかしこのThe inner voice of loveの中で私は、教えを与え聖書を語るナーウェンではなく、神様の前にただただ泣き崩れるナーウェンを見たのです。泣き崩れた彼は、ただただ神様の優しく暖かい腕の中で泣きつかれて眠ってしまうかのようです。苦悩の中にあった時期の彼の手記ですが、その言葉は神様の優しさに満ちあふれています。