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心の先史時代
 
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心の先史時代 [単行本]

スティーヴン ミズン , Steven Mithen , 松浦 俊輔 , 牧野 美佐緒
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 3,360 通常配送無料 詳細
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合計価格: ¥ 5,670

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

人間はなぜ文化をもったのか。人類は600万年前に進化の系統樹から猿と分かれ「心」を進化させた。文字や石器の登場以前の先史時代に、人類はその心で何を見て、何を考えていたのか?心のシステムを解明する進化心理学と、認知考古学の最新データを駆使して、心の世界へ新たな扉を開ける。芸術・宗教・科学の起源。

内容(「MARC」データベースより)

600万年前に猿から分かれ、「心」を進化させた人類。その「心」で、先史時代の人類は何を見、何を考えていたのか。心のシステムを解明する進化心理学と、認知考古学の最新データを駆使して、心の世界へ新たな扉を開ける。

登録情報

  • 単行本: 410ページ
  • 出版社: 青土社 (1998/08)
  • ISBN-10: 4791756533
  • ISBN-13: 978-4791756537
  • 発売日: 1998/08
  • 商品の寸法: 18.8 x 14 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By O. J.
形式:単行本
18ページにもあるように、本書は考古学のデータを援用して心の進化を考察するというよりは、心理学での様々な議論(フォーダー、カミロフ=スミス、スペルベルなど)を援用しつつ考古学的データを整理・統合しようという著作である。最も重要な概念は、おそらく認知的流動性(cognitive fluidity)というものであろう。ネアンデルタール人は現代の我々にさえ困難なほど優れた石器加工技術を持ち(ルヴァロワ技法など、160)、厳しい環境で生き残るために動植物について豊富な知識を持ち(170)、社会的知能もある程度は持ち合わせていた(177)。ではどうして、彼らと我々ホモ・サピエンスの文化の間には大きな隔たりがあるのか。ミズンによれば、この隔たりを説明するのがこれら三つの能力の間に認知的流動性が見られるか否かであるというのだ(9章)。例えば、動物に関する知識と技術に関する知識を流動的に結合させる事で、ある種の動物に特化した道具が作成できる(235ページの図などを参照されたい)。ホモ・サピエンスは各領域間の知識を流動させる事が可能となり、それゆえ彼らの文化は大きく発展したのであり、5万年ほど前に見られる文化のビッグバンはこの認知的流動性によって説明する事ができるというのである。

既に10年以上前の著作であり、現在ではミズンが想定していたような文化のビッグバン自体にも疑念が向けられつつある(すなわち、実は文化の進化がもっと連続的ものであったかもしれないという指摘がなされつつある)ようだ。しかし、広範な資料調査もさることながら、認知的流動性というアイデアも含めて現在の目から見ても十分興味深い考察が数多く見られ、本書が心や文化の進化の考察にとって重要な著作であることに変わりはないだろう。
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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
「認知考古学」とは発掘された遺跡や道具から、かつてその場所で生活していた原始人たちの精神がどのようなものだったのかを探るもの。

たとえば住居の状態から何人ぐらいの集団で生活していたのかといったことなどを推測し、その集団の規模が維持されるために必要な認知能力は何か、とか、この道具を作り出すために求められるのはどんな心的機能か(計算能力は必要か、計画性を立てることができなければならないか、など)いったことを推論する。

著者のミズンは現代の認知科学や進化心理学の知見を応用して、探偵さながらに祖先の心のあり方についての仮説を展開していきます。

教科書で背中が曲がって毛むくじゃらのサルが徐々に直立歩行の人間に進化していく絵を見たことがありますよね?ミズンはその心理版を作ろうとしていると思えば良いです。

何百万年前もの祖先からどのようにして現代人の心理機能が出来上がっていったのか。温故知新という言葉がありますが、ミズンはとんでもなく古いものから始めて新しいものに迫ろうとしています。

思わずほぉ〜っと唸らされる本です。
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2 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
石器などの道具の作り方や壁画から、脳の大きさからネアンデルタール人やクロマニヨン人がどのような認知構造を持っていたのかを推測したものである。さらに喉の骨格から言葉の使用を推測する。
しかし言うまでもないが、心の発達といっても状況証拠からの推測にすぎず、従来の考古学でも扱ってきている分野であり、心理学の観点からみた考古学というレベルにとどまる。
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