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心に性別はあるのか?―性同一性障害のよりよい理解とケアのために
 
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心に性別はあるのか?―性同一性障害のよりよい理解とケアのために [単行本]

中村 美亜
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,520 通常配送無料 詳細
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合計価格: ¥ 4,620

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商品の説明

内容紹介

本書は、性同一性障害の理解を深めることを通じて、今日、日本のジェンダー・ケアが進んでいる方向に疑問を呈し、新たな視点から性別違和感に苦しむ人々に対する心理・社会的支援の重要性を訴えようとするものである。また、本書は、これまで議論されることの少なかったジェンダー・アイデンティティの形成/再形成過程に目を向けることで、ジェンダーをより動的なものとしてとらえなおそうと試みる。このような取り組みが、ジェンダーとは何かをあらためて問いなおす機会となり、ジェンダー研究への新しい視座を示唆することができれば、著者としては本望である。―本書「まえがき」より

内容(「BOOK」データベースより)

本書は、性同一性障害の理解を深めることを通じて、今日、日本のジェンダー・ケアが進んでいる方向に疑問を呈し、新たな視点から性別違和感に苦しむ人々に対する心理・社会的支援の重要性を訴えようとするものである。また、本書は、これまで議論されることの少なかったジェンダー・アイデンティティの形成/再形成課程に目を向けることで、ジェンダーをより動的なものとしてとらえなおそうと試みる。

登録情報

  • 単行本: 127ページ
  • 出版社: 医療文化社; 第1版 (2005/9/10)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4902122162
  • ISBN-13: 978-4902122169
  • 発売日: 2005/9/10
  • 商品の寸法: 20.8 x 14.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 186,093位 (本のベストセラーを見る)
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28 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
日本では性同一性障害は、「心の性とからだの性の不一致」な病気として単純に語られ、その対応は、もっぱら身体治療と法整備にのみ関心が集中している。

しかし、本書は長くアメリカでセクソロジーを学び、自らもトランスジェンダーである著者が、多くの当事者にインタビューを行い、より広い視野から、性同一性障害およびジェンダーの問題を問い直している。

いくつか引用しよう。
P96
>「心“に”性別があるのではなく、心”が“性別を生み出す」
P96
>“心と体のズレ”を直すというだけでは不十分である。
>重要なのは、自分自身をどうやったら受け入れるようことができるようになるのかということである。
P101
>自分を受け入れることができるように、そして社会にそれが受入れられていくにはどうしたらいいかを考えていかなくてはならない。

ジェンダー・アイデンティティの再構築を通じての自己の受け入れをと述べる、本書は、日本の性同一性障害に関する言説に一石を投じる、必須のテキストとなるであろう。

このレビューは参考になりましたか?
18 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
なるほど! 2005/10/25
形式:単行本
 近年「性同一性障害」という単語を耳にすることが多くなった。しかし、それがいったいどのようなものなのか。じっさいにはご存知ない方も多いのではないだろうか。
 本書では、性科学に関して専門的な知識を有する著者が、近年ますます重要となっているこの問題を出来得る限り噛み砕き、秩序立てて解説している。
 あまり知識のない人にとってはうってつけの入門書、と言ってもいいかもしれない。一方、後半に載せられた一連のインタヴューは、問題を抱えた一人一人にとっての「性の有り方」を考えさせる、非常に深い内容を持っている。
 コンパクトにまとめられた一冊ではあるが、奥行きと精緻な論の展開は素晴らしい。ぜひ読んで欲しい一冊。
 
 
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By trans8
形式:単行本
「性同一性障害」について語られるとき、「身体は女性だけど、心は男性」とか「女の心を持って生まれたのに、カラダは男…」というような言い回しは、よく見かけるし、性別とは男か女かそのどちらなのかということだと思い込んでいる人に対しては、それらは相応にわかりやすい表現という点で有効性も高い。
されど、そもそも「男か女か」自体が、そんなにも絶対な宇宙の真理なのか?を見直すことも大切なのだとしたら、この本は非常に重要な示唆に富んでいる。
「性別」があるから「性同一性障害」も生じてしまう。そして「性別」なんて、しょせん人間社会の約束事にすぎない。そんな境地に至らせてくれる本です。
作者のせいじゃないけど、唯一値段が難点。
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