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心からのごめんなさいへ −一人ひとりの個性に合わせた教育を導入した少年院の挑戦−
 
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心からのごめんなさいへ −一人ひとりの個性に合わせた教育を導入した少年院の挑戦− [単行本]

品川 裕香
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

人の痛みや気持ちなんか、全然わからない。わかりたくもない。そう平然と言い放っていた非行少年たちが自分の犯した罪を自覚し、猛省し、変わっていく…。教育者や親の視察・講演依頼が全国から殺到する宇治少年院。その指導の実態と関係者の思いが今、初めて明らかにされる。

内容(「MARC」データベースより)

人の痛みや気持ちなんかわかりたくもない。そう言い放つ非行少年たちが、犯した罪を自覚し、猛省し変わっていく…。ありのままの少年を受け入れて指導する宇治少年院。その指導と実態と関係者の思いが、今初めて明らかに。

登録情報

  • 単行本: 277ページ
  • 出版社: 中央法規出版 (2005/07)
  • ISBN-10: 4805825936
  • ISBN-13: 978-4805825938
  • 発売日: 2005/07
  • 商品の寸法: 18.6 x 13.2 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
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24 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 今となっては哀しすぎる名著, 2009/7/31
By 
Ryoma (神奈川県横須賀市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 心からのごめんなさいへ −一人ひとりの個性に合わせた教育を導入した少年院の挑戦− (単行本)
この本の「カリズマティック・アダルト」向井義法務教官は、哀しいことに、今は少年達に卑劣な陵辱行為を指導・指示した恐るべき被告となった。しかし、今改めてこの本を読み返してみても、やはり目頭が熱くなるほどの感動を覚える。一心理職としてLDやADHDという個性に真っ向から取り組み、決して発達障害というラべりングだけで少年達を処遇せずに、一人ひとりにあった矯正教育を行ったかつての英雄は、何故こんな卑劣漢に堕したのであろうか。それを思うと、どうしても救われない気持ちになる。
この本は、友人の法務教官に「人の心を扱う人間ならば必読だ」と薦められて読んだものだった。その友人にしても、そして著者の品川女史にしても、今回の事件は救われない思いがする、ひどく後味の悪い幕切れのはずだ。もし、この本や向井被告を称える一連のマスコミの報道が、彼を正義感に溢れた熱血漢から卑劣な悪魔に変えたのならば、我々はその報道姿勢を見直す必要があるだろう。
マザー・テレサやガンジーが、ナポレオンやチャーチル以上の歴史的英雄である故は、権力や名声を手にして尚、それを自分のために一切行使しなかった点にある。そして、おそらく向井被告はナポレオンにはなれたかもしれない英雄ではあったが、マザー・テレサの足元にも及ばない人格者であったのだろう。彼に絶対の権力を与えた法務省は、二度と同じ過ちを繰り返さぬようにして欲しい。そして、品川女史はジャーナリストの使命として、そしてこの本を世に送り出した者の責任として、一連の事件の真相を解明して貰いたい。
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33 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 教育のブレイクスルーとなるのでは, 2005/9/20
レビュー対象商品: 心からのごめんなさいへ −一人ひとりの個性に合わせた教育を導入した少年院の挑戦− (単行本)
私は中学校の教師で,二人の子の親ですが,この本を読んで学ぶことがたくさんありました。まず本書は,少年院の実践とその理論が,誰にでも分かりやすくちりばめられています。発達障害はあくまでも非行の一つのリスクに過ぎないとしていること(他に環境要因など)。エビデンス・ベースの新しい教育実践,教育戦略,組織管理,公共サービスとしての新しい在り方。そして,個々の子供のニーズから教育を積み上げていくという温かい支援の姿勢。やさしく,新しい感覚を得ることができます。そして,この本から,教室の「荒れ」を克服しつつ,世界でもトップレベルの教育システムを構築した宇治少年院の力が伝わってきました。この少年院のようにその子のニーズにあった支援をして,力を伸ばせて上げることが真の教育ではないかと痛感いたしました。とにかく,日常の閉塞感やイライラを吹き飛ばしてくれるようなノンフィクションです。読んでいて,わくわくする気持ちのいい本です。
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31 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 本来は少年院の外で行われるべきだが, 2007/6/7
By 
糸音 - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: 心からのごめんなさいへ −一人ひとりの個性に合わせた教育を導入した少年院の挑戦− (単行本)
発達障害の講演会などで宇治少年院での取り組みについて言及されることが多い。

それまで、私は恥ずかしながら少年院で少年達にどのような処遇がなされているのかまったくしらなかった。少年院で発達障害に有効なプログラム?なかなか結びつくところがなかった。

重大な事件を起こして入所する少年達。彼らには人の気持ちに共感できない、忘れ物が多い、初歩的な読み書き計算すら難しかったりといった問題を抱えている場合が多かった。連綿と培われてきた矯正教育の成果に発達障害という視点を盛り込むと、おどろくほど矯正の効果があがった。口頭での指示のみでなく、一つ一つ細かく、実演を含めながら指導する。会話を禁止することによって表情などを読むことを覚えていく。技術的な部分も重要だが、根本となるのは一人のこどもに真剣に向かい合う矯正教育への教官達の熱意である。

そんな宇治少年院での実践とその経緯を少年達のインタビューと改革に乗り出した教官達への取材を通して追跡したのがこの書である。

しかし、少年院で初めて信頼できる大人に会うというのも切ない話だ。

彼らが少年院で受けた支援は本来、家庭や地域・学校などで受けるべき支援だ。

これらの少年院の実践は素晴らしい。それでも、少年院でこのような実践をしなければいけない、少年院にはいるまでこのような支援を受けたことがないという現状(今でもさほど変わっていないと思うので、敢えて現状と)は哀しい。
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