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途上国の労働者を搾取して、低品質の商品を大量に商品を作らせ、日本のデフレを加速させ、ひいてはゴミを増やす元凶だ! 極悪非道の100円ショップ!
と書くのだろうという先入観を持って読み始めたら期待はずれ(^^)。100円ショップに入って中を観察し、店員さんにインタビューし、果ては中国、タイ、日本国内の生産地を歩き、現場を実際に体験しながら生の声を聴く。すると、現地の人が決して奴隷のように働かされているのではないことがわかる。むしろ生活を潤している面も確かにあることがわかる。
また、各種の資料を参考にしながら100円でモノを売っても儲かる仕組みを分析していく。不況をうまく生かしたビジネスモデルになっていることがわかる。
膨大なフィールドワークと資料の読み込んだ上で作られた本書は「徹底解剖」の名前にふさわしい。調べること、知ることの楽しさも伝わる。
100円ショップの良い面もふまえた上で、それでもグローバリゼイションには重大な問題があることをわかりやすく示してくれている。
平明なと明晰な論理に基づく文章は、高校生でも読めるぐらいの仕上がり。お勧めです。
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