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19 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ドキュメンタリー仕立て,
By アマゾンだろう "konozama" (大阪府) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 徹底検証「橋下主義(ハシモトイズム)」─自治体革命への道 (単行本)
橋下知事が何をしてきたのか彼の活動がどんな影響を及ぼしたのか、その基本的なことを知りたいと思いこの本を読みました。内容は、橋下徹の動向を取材し続け、関係者にも取材をした記者たちのメモの内容などを元に再現されたドキュメンタリー仕立ての内容になっています。 第一部で橋下徹の出馬表明にいたるまでの顛末と、選挙戦の様子が描かれる。 第二部、第四部では知事になってからの行動・言動を物語風に描く。 第三部では彼の生い立ちから弁護士になるまでの間にあった、彼の人物像をあらわすいくつかのエピソードを紹介していく。 この本では、会話シーンや関係者たちがその時々で思ったことなどを交えながら橋本知事とその周辺の動きについて描いています。出馬の意思を二転三転させたころに、彼が関係者たちとどんな会話をしていたのか、知事就任後の演説で演説の原稿を作成した人たちにどんな感想を漏らしていたか、など。知事の感情も伝わるような臨場感がありました。会話についてはおそらく多数の脚色があるとは思いますが、行動に関しては克明に記録していて、知事就任後にとった行動について時系列順に書かれています。 橋下知事が行った財政改革の内容や、公立施設の廃止議論、学力テストの成績公表、人件費削減と労使交渉など彼の知事としての活動を知るには十分な内容だと思います。記者視点の内容なので、読売新聞の担当記者たちのどうでもいい取材奮闘エピソードも混じっていますが。 橋下徹に関する本としては似たようなものに産経新聞社の「橋本徹研究」がありますが、あちらは一日刻みで知事の行動と発言を淡々と書いている内容ですから、客観性については産経新聞社さんの本の方が上でしょうね。 しかし読み物としてはこちらのほうが面白いですし、情報も新しいので、十分参考になるとおもいます。少なくとも自分の目的を十分満たす内容でした。
21 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
続編を望む!,
レビュー対象商品: 徹底検証「橋下主義(ハシモトイズム)」─自治体革命への道 (単行本)
橋下知事の立候補から就任後500日間の激動を新聞記者の目線から克明に記録した本書。これまでの知事とは明らかに違うスピード感と巧みなコミュニケーション手法に翻弄される府職員、そしてメディア関係者内の期待と不安、戸惑いが読み取れるのが興味深い。我が国の中でも長期的な地盤低下傾向にある大阪を変革するため橋下知事が行っている荒治療に対し、現時点で評価を下すのは極めて難しい。その意味で、メディア各社は日々の紙面を埋めるだけではなく、中長期的な視点で政策に対して検証することが重要であり、続編の執筆を是非期待したい。
16 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
改革の鍵を握るものは・・・,
By 偏執狂的読書暦 (東京都足立区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 徹底検証「橋下主義(ハシモトイズム)」─自治体革命への道 (単行本)
本書を読んで「サルコジ―マーケティングで政治を変えた大統領 (新潮選書) 」に書いてあったことに似ていると感じた。サルコジ大統領は大衆向けに過激な発言を繰り返す。目的は2つ。注目されること。50%以上の支持を勝ち取ること。八方美人になる必要は無い。半数以上の票を取れば選挙には勝てるのだから。このような手法は小泉元首相や石原都知事にも見られる。ただ50%以上と言うのは言うのは簡単だが行うのは難しい。橋下氏の場合「市民感覚」が大きな武器になっていると思う。そして戦うだけではダメで「戦う知事」をアピールすることがより重要だ。なにしろ「敵」には困らない。NHK、公共事業、文化財、自治労、日教組、そして府下の各市町村長・・・改革を知事の独裁ではなく本物にするには、職員の徹底した意識改革が必要だ。職員が「どうせ知事のメディア戦略には敵わない」と負け惜しみを言っている限りは改革は一過性に終わってしまうだろう。
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