扱っている範囲は広いですが、解りやすいし面白いです。表紙を飾るゲーテの話に始まり、現象面、その考え方の歴史、人間が色を認識する仕組みなど、とにかく怠りなく全般的に説明してくれています。「The visual encyclopedia of color」のサブタイトルどおり立場もニュートラルですし、内容は豊富です。この本を購入しようと思ったのは、Photoshop Elementsの本を読んでいて、RGBは直感的に理解しているとしても、色合い、色相、彩度、明度、トーンなどの用語説明もなく、何か手順を羅列しているばかりで、前述の用語やHSB、CMYK、Labなどの説明をしてくれる本が欲しかったからです。案外、その辺でスッキリしないものを感じている人は多いのではないでしょうか(私が勉強不足だけだったらスミマセン)。もし私のような方がいらっしゃれば、この本を読んでみると良いかと思います。説明と、それを補足する図解が良く対応しており、解りやすいです。最初に書いたように内容が広く、読み終わると、さらに興味がわいてきます。「光を!もっと光を!」といったところでしょうか。