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徳川家康 (講談社火の鳥伝記文庫 (22))
 
 

徳川家康 (講談社火の鳥伝記文庫 (22)) [新書]

松本 清張 , 木俣 清史
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

おさないころ、母に生きわかれ、人質として他国で苦労した家康は、豊臣家をほろぼして、江戸幕府300年のいしずえをきずいた。戦国の名将で、すぐれた政治家でもある家康の生涯を、巨匠があざやかに描く。

著者紹介

1909年、福岡県に生まれる。『或る「小倉日記」伝』で芥川賞受賞。『点と線』『草の陰刻』『黄色い風土』『ガラスの城』など推理小説の第一人者として多くの作品を発表する一方、『昭和史発掘』『日本の黒い霧』『清張通史』などノンフィクション分野でも活躍1992年、逝去。

【画家紹介】
1910年、愛知県に生まれる。児童図書の装画やさし絵を中心に、幅広く活躍している。現在、出版美術家連盟・日本作家クラブの各副理事長。


登録情報

  • 新書: 325ページ
  • 出版社: 講談社 (1982/9/30)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061475223
  • ISBN-13: 978-4061475229
  • 発売日: 1982/9/30
  • 商品の寸法: 17.2 x 11.4 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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形式:新書
なんと、あの社会派推理小説作家《松本清張》氏が書いた、《子供向け》の《徳川家康》の伝記である。この組み合わせは、ある意味、画期的だが、松本氏が徳川家康を深く尊敬していたことを考えれば、それほど意外ではないのかも知れません。内容的にも、確かな筆致と、分かりやすく整理された文章が、非常に素晴らしいです。実は、私自身も、信長、秀吉、家康の中では、最も《家康》を尊敬しているので、非常に楽しめました。子供向けと言っても、決してあなどれない、《良書》だと思います。
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 如那傘如臼太 トップ500レビュアー
形式:新書
子供向けの本ではあるが、家康という人の深層部がよく描かれている。

家康の生涯を細部に至るまで追った物語、というよりは、
その大まかな生涯を脈として「偉人が偉人たり得た理由を示すエピソード」を散りばめた作品である。
火の鳥伝記文庫の作品は本書に限らずエピソード重視の傾向がある。

この本で強調されるのは、家康の持つ政治的な感覚である。
世論に流されず、粘り強く、合理的かつ簡潔に物事に臨む姿が見える。

礼賛一辺倒ではなく、家康が鯛の天ぷらを食べて体調を崩した際、
医者の勧める薬を拒んで自作の万能薬「万病丹」を服用し、そのまま死んでしまった経緯も書かれている。
この偉人はなまじ薬の知識があった為に却って寿命を縮めてしまったらしい。

なお有名な、大阪の陣で真田幸村に追い詰められる話は載っていない。
一方で鳥居元忠や大谷吉継にチラッと向けられる眼差しの優しさは、清張氏ならではだろうか。
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By nh
形式:新書
徳川家康の小説といえば、山岡荘八の全8缶という大作が有名なのだけれど。
松本清張は、それを1冊にまとめた!

と言っても、ほかの武将で1冊で書かれたモノは多いので、驚くことはないのかもしれないが。
ただ小説に使われるエピソードには事欠かない徳川家康なので、彼の年表とエピソードが語り口調で続くので、家康ファンにはたまらない展開かもしれない。

この小説、子供向けに書かれたとのこと。
以前に、池波正太郎の子供向けに書かれた小説を読んだことがある。
とてもわかりやすく、すらすら読めたのだけれど。物足りなさもまったく感じなかった。
この徳川家康も、年は中年のぼくにとって、時代小説ファンのぼくにとっても、まったく物足りなさなんてモノは感じられない。
小説内の会話が、現代のですます調なのだけれど。
となると、大人向けの時代小説とは、現代人のイメージする昔の人の言葉遣いでかい和文を書くことなんだろうか?

「子供向け」の定義が分からなくなってくるほど、しっかりした小説だ。
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