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徳川の夫人たち 上 朝日文庫 よ 1-1 文庫 – 1979/3


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登録情報

  • 文庫: 274ページ
  • 出版社: 朝日新聞出版 (1979/03)
  • ISBN-10: 4022601914
  • ISBN-13: 978-4022601919
  • 発売日: 1979/03
  • 商品パッケージの寸法: 14.8 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 440,893位 (本のベストセラーを見る)
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カスタマーレビュー

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最も参考になったカスタマーレビュー

24 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 カスタマー 投稿日 2003/7/16
形式: 文庫
 昭和41年に朝日新聞紙上に連載されていた頃から愛読していた吉屋信子の『徳川の夫人たち』。それが単行本となり、今再び文庫化されてお目見えしました。衆道好みの家光を女色に馴染ませる結果となった美貌の伊勢慶光院主・六条万子が、「お万の方」として江戸城大奥に入り、将軍の寵愛を受けるも子を生さず、春日局のあとを継いで大奥総取り締まりとなり、家光薨去後は幼い新将軍家綱の行儀作法指南役として出仕した顛末が、流麗な筆致で描かれています。明暦の大火(振り袖火事)と藤尾の死去、そして家綱の御台所として伏見宮家の姫が東下して来るところで話は終わっていますが、続編では家綱時代から幕末・維新に於ける江戸城明け渡しに至るまでの大奥の女人たちの様々な生き様が記されています。さほどなくテレビ・ドラマ化されて、お万の方を佐久間良子が、春日局を杉村春子が、御年寄り藤尾を岩崎加根子が好演していましたね。
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23 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 yuma 投稿日 2004/10/3
形式: 文庫
三代将軍の愛妾・お万の方を中心に、春日局や徳川家光・大奥を取り仕切る才女達を描いた傑作。
伽羅の香りや衣装の美しさが目に見えるような美しい文に陶然としながら
あたかも自分が徳川将軍家後宮にいるような気分になる。
春日局が形作った江戸大奥を、美しく才気ある京の姫が
洗練された優雅さをもって統べていく様は華麗である。
比丘尼から還俗させられて召し出されたお万の方は
苦しみ悩みながら、ただ側妾としてかしずくのではなく
女として、将軍の支えとして成長していく。
本を開いた時の印象に反して難しい表現もなく、
読み始めると世界に没頭してしまう。
2004年「大奥」でもお万の方が登場・クローズアップされるみたいですね。
興味を持たれた方は是非両方を!
歴史小説は男が中心に描かれているものが多いがこの本では
女たちの姿が描かれている。
食事や生活習慣、御台所の爪の切り方、身分の違いによるトイレの使い方など
微に入り細を穿つ調査に基づいた描写に驚かされる。
続巻も併せたこの4冊自体が貴重な資料でもある。
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13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 さとなが 投稿日 2005/10/30
形式: 文庫
大奥というのは、その成り立ちからとかくドロドロとした世界に描かれがちである(昨今のドラマを観れば一目瞭然)。また女性が観るのもはばかれるようなシーンが少なからずあるのは致し方ないといえばその通りである。
しかし、この「徳川の夫人」はまるで品の良い老女が語りかけるように、大奥絵巻を繰り広げる。少女小説の巧みな書き手であった著者が、猛勉強の末、技と知識を存分に注ぎ込んだ結果ではないだろうか?
永光院が理想の女性に描かれすぎているという批判はあるだろうが、そこはあくまで物語として読むべきである。そして、もし、この物語で、歴史への興味が広がるのであれば、それはまた楽しいことである。春日局や永光院の逸話からから家光がどんな治世をおこなった将軍だったのかとか、当時の衣装風俗など、糸はいくらでも伸びる。
また続編である「続・徳川の夫人たち」は、こちらと比べると後ろに行けば行くほど時代を駆け抜けていく。もし、永光院の知識が若干あるのなら、こちらを先に読むのも一興かもしれない。
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 平和 投稿日 2006/10/4
形式: 文庫 Amazonで購入
本書を読んで、一番感じたことは日本女性の美しさ。それも人の行動や言葉に一々感動し涙するほどの心をもったすばらしい美しさ。本書はその美しさと聡明さを兼ね備えた三代将軍家光の傍妾であった永光院の生涯を描いた小説です。本書を読みながら思ったことは、このような女性が何故日本からいなくなったのかということです。日本女性といえば「アメリカの会社で働き、イギリス風の家に住み、中国人のコックを雇い、日本人の女性を妻にする。」ことが一番贅沢とされるほど世界でもおしとやかで奥ゆかしいとされていたほどで、日本文化の誇りでもあったはずなのにと・・・。

本書の内容に関しては、慶光院からお万の方、永光院へと移りゆくひとりの女性の生き方とその時代時代での考え方の変化を上手く小説化しており、大変面白く読みすすめることが出来ました。ただし終止永光院お万の方を賛美しすぎているので、最後の方では若干少女漫画チックになってしまっていることが気になります。
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15 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 カスタマー 投稿日 2003/7/15
形式: 文庫
 かつて新聞紙上に連載されていた頃から心楽しく読んだ作品です。その後、単行本となって刊行された時にも早速買い求めて読み直した吉屋信子の大奥物の秀作です。伊勢の慶光院主だった公卿の息女が江戸へ下った折りに、徳川家光に見初められて側室・お万の方として大奥に迎え入れられるところから話がはじまります。  序でながら、程なく本書がテレビ・ドラマ化されて、佐久間良子がお万の方を、杉村春子が春日局を、岩崎加根子が藤尾を好演した番組を面白う見たのも昨日のことのように想い出されますね。
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