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微笑みがえし (ノン・ポシェット)
 
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微笑みがえし (ノン・ポシェット) [文庫]

乃南 アサ
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「白い箱からパッキングを取り除き観葉植物が顔を出した瞬間、彼女の手は鮮血で染まった。箱の下に、鋭くとがったガラスの破片がぎっしりと詰まっていた」タレントの阿季子は結婚を機に芸能界を引退、幸せに暮らしていた。が、テレビ復帰が決まった直後から、無気味な嫌がらせが始まった。無言電話、尾行、そして悪意の贈り物…。いったい誰が、何のために。

内容(「MARC」データベースより)

元アイドルタレントの阿季子は若手敏腕プロデューサーと結婚、何不自由ない幸せな生活をおくっていた。テレビ界への復帰も決まり、彼女は夫の知人や高校時代の友人を招いてホームパーティを開いた。ところがその日、阿季子にあてて悪意の宅急便が届けられる。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 266ページ
  • 出版社: 祥伝社 (1996/9/10)
  • ISBN-10: 4396325258
  • ISBN-13: 978-4396325251
  • 発売日: 1996/9/10
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 83,760位 (本のベストセラーを見る)
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
「微笑みがえし」という書名が深い。

仲の良い4人の女性が、それぞれ思っていることは、表面の微笑とはほど遠いものであった。ぼくは、この本を読んで女性の内面の深さに恐ろしさを感じた。そういったものの存在もよくわかってなかったのかもしれない。しかし、男性はどうなのだろうか。ぼくは、そのような経験がない。しかし、本書に登場する女性たちも、他人の微笑みの裏に何があるのかは深く考えようとしない。

結局、人が本当に何を考えているのかは、わからない。

男性であれ女性であれ、同じだ。

表面と行動から内面を推理するしかないのだ。

そして、完璧な推理は不可能だ。

だとしたら、微笑には微笑みを返したほうがよいのだろうか

面白く読める小説であるが、同時に深く考えさせられる本である。

特に男性におすすめかもしれない。

きっと、びっくりする。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 亀吉
形式:文庫
凄まじい人間関係にびっくりし、また恐怖さえ覚えながら読み終えた。登場人物たちはそれぞれに執念深く、欲深く、業深い。想像を絶する話しの展開にびっくりしたけれど、この小説のような出来事は起きないにせよ、ハラにイチモツ隠しながらも表面は何事もなかったように人に接していくのは、日常生活でも必ずあること。この小説のテーマは、人はどこまで人を許せるか、なのだと思った。人と人との関係は思いもしないところからほつれ、絡み合い、ねじれていくもの。人間関係のねじれをその都度許し、忘れていくのか、あるいは深い傷として自分の心の奥深くに飼っていくのか。許すことも、忘れることもできない場合、人は鬼と化していく。この世で一番こわいものは、飼っているつもりの傷に飼いならされ、自分を見失ってしまった人間ですね。
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By 江口哲学 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
傍目から見ると仲の良さそうな人間関係が、実はお互い敵意を抱いてると言う場合がしばしばあります。個人的に、こう言うケースは男より女の方が多いように感じます。また、男の場合は、仕事上のことなどで、やむを得ずと言うのが多いのに比べて、女の場合は、縁を切るのが簡単そうなプライベートな場でも、こう言う関係を続けているように思えます。

この作品のプロローグには、嫌がらせをするためのプレゼントを作る女が登場します。それが誰から誰へのプレゼントなのかを推理するよりも、敵意に近い感情を抱きながらも完全に仲違いしない、女の仲良しグループの内部を覗き見する感覚を楽しむべき作品と思います。

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