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復讐法廷 (文春文庫 (275‐19))
 
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復讐法廷 (文春文庫 (275‐19)) [文庫]

ヘンリー・デンカー , 中野 圭二
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

凶器も目撃者もある。しかも自白して、堂々と犯意を認めた。強姦殺害された娘の復讐とはいえ父親の有罪は免れない。この最も弁護困難な被告を救うすべはあるのか

登録情報

  • 文庫: 350ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (1984/09)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4167275198
  • ISBN-13: 978-4167275198
  • 発売日: 1984/09
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 287,376位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫
’84年、「週刊文春ミステリーベスト10」海外部門で第1位に輝いたリーガル・サスペンス。

66才の倉庫会社事務員のデニス・リオーダンは、愛娘を強姦され殺害された。しかし犯人は法の抜け穴のため無罪放免となってしまう。彼の妻もそのショックと悲しみから衰弱して死んでしまった。彼は復讐のため、生まれて初めて拳銃を購入し、自ら憎むべきその黒人男を射殺して自首する。凶器と目撃者と理性的な自白がそろった有罪確実な状況で、リオーダンの弁護人に指名されたのは上司とけんかして検事局を辞職し、今は仕事にあぶれる28才の青年弁護士ベン・ゴードン。

リオーダンの望みは無罪になることではなく、法の不備を告発することにある。ゴードンはその願いをかなえた上で、無罪判決を得るという二重の困難に臨まなければならない。
ストーリーは法廷場面に終始し、そんなゴードンの弁護のありようを、判事、検察官、陪審員たちの動きと共にスリリングに展開してゆく。ゴードンは、圧倒的に不利な立場で、前代未聞の戦術に一か八かの賭けに出る。

本書の読みどころは、法によって裁かれない者を私怨によって仇討ちすることが果たして認められるかという問題と、そもそも犯人が無罪になってしまうという法体系の矛盾を、ゴードンの法廷での弁護士としての苦闘に加えて、人種差別問題やマスコミや大衆の反応、陪審員たちの討論をつぶさに綴ることによって、鋭く告発しているところにある。

本書は、結末の陪審員たちの評決まで、目が離せない、手に汗握る、法廷闘争そのものを描ききった力作である。
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4 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
復讐法廷 2005/10/15
By SaMa
形式:文庫
書名からはただの復讐劇が繰り広げられるだけのように予想されてしまうのですが、そんなもんじゃない。
始まりは娘を殺された父、リオーダンが復讐をし、裁判にかけられるところから。殺人者となった彼の弁護士を務めることになった若手のベン。ベンはリオーダンの復讐に潜んだ法律の影に目を向ける。。。

とにかくベンの弁護の進め方、陪審員となった12人の心境、法廷がうまく絡み合った緊張感ある1冊。

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3 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
娘を殺された復讐のため白昼堂々殺人を犯し、逮捕された男。本人は
犯行を認めていて、有罪は確実と言われている。そんな最もやっかい
といえる被告の無罪を勝ち取るため、悩み苦闘する若き弁護士の姿を
リアリスティックに追いかけています。
いかにも社会告発の堅いお話に思えますがさにあらず。意外な結末が

待ちかまえています。やっぱりれっきとしたミステリーの味わいをも
つ法廷小説です。
こんな風に書いてしまうと、結末が予測出来てしまうかもしれません
が、この作品はそれを知ってから読んだ方が面白いかも。主人公の弁
護士はどんな手段を発見し使ったのか?これが最大の読みどころです。

この結末に違和感や反論をもつ人はきっと多いと思うけど、あえてこ
んなストーリーに挑んだ作者の心意気を買いたい。後にグリシャムが
よく似た設定の法廷ものを書いていて、法廷戦術を比較してみるのも
面白いです。

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