待望の5巻め、今回の表紙も美しい!
帯やその他でしょっぱなからサプライズが起こる事は察しが付く。
それが軸で話が進められていくのだが、思い切りの良い展開だけれど個人的には残念だった。
それに加えて、エピソードのきっかけを作った事の人物相関関係に「それは、お互いに気づいているんじゃないの?」と、ちょっと無理がある気もする。
後々の(これに関しての)フォロウアップも、もう少しトラクが精神的に移り変わって乗り越えていく様など突っ込まれていたら、この巻のタイトルももっと鮮明になったのではと思う。
(ついでに、☆も5つだっただろう)
とはいえ、終盤で明かされた秘密や精霊渡りの描写のリアルさには、相変わらず単なるフィクションで終わってない凄さを感じた。
作者さんは、生命の繋がりを心で解っていてそこから話を描いているのだなあと。
だから、人が居るからこそ生まれるドラマもまた上っ面でなく深い安心感が根幹にあるものになるのだろう。
ヘタな正義を振りかざしたり、安易なリベンジものにしないところが良かった。
次で最終巻だというが、一体どういう結末になるのか?
早く読みたいけれど、怖いような惜しいような。
そうしてまた一年(?)、待つ!