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復讐する海 捕鯨船エセックス号の悲劇
 
 

復讐する海 捕鯨船エセックス号の悲劇 [単行本]

ナサニエル・フィルブリック , 相原 真理子
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

1819年、ナンタケット島を出航したエセックス号はクジラに襲われ、乗組員は漂流、生還したのは数名にすぎなかった。『白鯨』のもととなったアメリカ捕鯨史上最悪の悲劇を再現。全米図書賞受賞作。

内容(「BOOK」データベースより)

捕鯨船エセックス号は怒ったマッコウクジラに沈没させられた。―現実のエセックス号の悲劇は、この『白鯨』のクライマックスの後から始まる。捕鯨船から脱出したのは20人、そのうち、生き残ったのはわずかに8人だった―。本書は、事件からおよそ180年後、犠牲者と同じナンタケット島に住む歴史家が綿密な調査で明らかにし、全世界を震撼させた問題の書である。全米図書賞受賞作品。

登録情報

  • 単行本: 304ページ
  • 出版社: 集英社 (2003/12/5)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 408773403X
  • ISBN-13: 978-4087734034
  • 発売日: 2003/12/5
  • 商品の寸法: 18.6 x 13.8 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 468,285位 (本のベストセラーを見る)
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IT WAS, HE LATER REMEMBERED, "the most pleasing moment of my life"-the moment he stepped aboard the whaleship Essex for the first time. 最初のページを読む
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By らんどく丸 VINE™ メンバー
形式:単行本
地獄体験をさせてくれる本。
かつての捕鯨の根拠地ナンタケット島の知識から、当時の航海術も学べるし
その上で稀有の生き地獄を体験できる稀有な本である。メルヴィルの「白鯨」
ポーの海洋奇談よりも面白いかもしれない。海に興味がある、海のことをもっ
と知ってみたいという人には断然おすすめ。読書も体験だと言うことを知る
だろう。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 

読み終わった直後、大変な本を読んでしまった! という感覚にしばし陥る。

巨大なマッコウクジラの襲撃によって沈没した捕鯨船エセックス号…

3艘のボートに分乗した乗組員たちが経験する想像を絶する漂流の日々。

これは、過酷な生の地獄を体験した男たちの物語。すべて実話です。

凄まじいまでの苦しさと共に、彼らを取り巻く無情にまで美しい自然…

どんな小説や映画も色あせて見える真実のストーリー。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
実話である。
ナンタケットから出航した捕鯨船エセックス号は鯨の襲撃により沈没した。
3つのボートに乗り分かれた船員たちは、仲間の死体を食いつないで生き延びる。
長期間・長距離の漂流になったのは、食人種がいる近くの島々に寄航するのを避けたため、だという。

仲間の死体を食べず、それを餌に鮫を釣って食っていたら(別の事件でそうした船もあったそうだ)。
コンチキ号のようにプランクトンを食べることを知っていたら。
らん引き(海水から水を蒸留する方法)を知っていたら、と思う。
しかし実話の前に、仮定は無力だ。

印象的なのは、途中立ち寄った小島に残ることを選んだ3人が生き残っていた事。

生還した漂流者がなかったら、この人たちを助けに行く船は出なかった。

また、餌・水なしで数年も痩せずに生きるので生きたまま食料として船に乗せられた亀の話。
「亀は空腹を感じない」との説もあるが、亀が行き当たるものをなんでもなめるのを見て、亀も空腹なのだろう、と思う。

「白鯨」の元ネタ、という表現をされることが多いが、ちょっと違う気がする。
白鯨はこの事件の他にも多数の捕鯨船の事件に取材しており、エセックス号の事件と手記を書いた船員の名前もそのうちの一つとして文中で言及されているからだ。

漂流に関する様々な事件の情報もあり、資料としても有用。

役者は「検死官」シリーズで知られた相原氏。

こなれた言葉で「翻訳物らしさ」を軽減しているが、船首を「ボウ」(日本での通用語は「バウ」)など海や気象に関する誤訳がやや目障り。

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