今野敏さんは、このところ面白いと思ってかなり読んでいるのですが、知りませんでした、このシリーズ。
面白いですねぇ。
そして、この本を知ると一緒に、作者の紺野さん自身が独自の思いで自ら空手道の塾を主宰する人物であることも知りました。
なるほど、話としては、一人の(恵まれない特殊な境遇にある)少年が青年へと成長しながら、独特の中国武術を身につけ、多くの裏の社会と接点を持ち、またこれと戦っていく、という、成長記にあたるモノだとは思う。
と同時に、メッセージとしては、武術(特に中国の伝統的な古武術)とはどういうモノなのか。どう人間と、自然と関わり、成立するモノなのかを打ち出しているなかなか骨太の、しかもエンターテインメント性を失わない非常に面白い小説だと思います。
正直、久々、アマゾンでは間に合わない、即次ぎ(第2巻
漆黒―孤拳伝〈2〉 (中公文庫))を、本屋走りして買いましたからねぇ。