登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
15 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
人間存在のはかなさ,
By
レビュー対象商品: 復活の日 (ハルキ文庫) (文庫)
「たかがインフルエンザのためにか?」ウィルスによる人類滅亡を描くSF小説。 最近も新聞をにぎわせている「鳥インフルエンザ」。たかが風邪、などと侮っていると、とんでもない。この小説を読めば、鳥インフルの恐怖を「死亡率50%」「かならず流行し、世界中に甚大な被害をもたらす」などとったWHOからの警告とともに、非常なリアリティをもって実感できる。 本書は、1960年代の冷戦構造の中で書かれた小説である。社会構造はそれから大きく変わり、核戦争の恐怖はいくぶん後退したが、本書で扱われているウィルスの恐怖のリアリティは全く色あせていない。今読んでも鳥肌のたつような戦慄を覚える。 ちょっとしたきっかけで滅びる人類のはかなさ。再度映画化される著者の『日本沈没』とともに、SFファン以外にも是非読んで欲しい作品。
30 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
これだけの作品を1964年に書き上げたとは!,
By
レビュー対象商品: 復活の日 (ハルキ文庫) (文庫)
1969年の東西冷戦下、人類を救うための医学が人類を滅亡させ、1973年、人類を滅亡させるための核兵器が人類を救う。この様な皮肉に満ちた内容の、初出が1964年の作品であるが、SFと言うより、感動的なシーンも盛り込んだ近未来小説の感が強い。人類の滅亡と言う現実離れした大惨事を扱いながらも、リアリティに満ちた作品である。東西冷戦構造が崩壊しても、遺伝子の組み換えが実際に行われている現在、この作品の内容はいまだに色褪せないどころか、かえって現実味を増したように思われる。壮大な構想と、緻密な理論的裏付けによって書き上げられた、すばらしい作品である。
19 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
フセインもSARSも真っ青!,
By
レビュー対象商品: 復活の日 (ハルキ文庫) (文庫)
生物化学兵器として開発された驚異の感染力と殺傷力を持つMM菌が、偶発事故により世界中に蔓延。世界中の人々が一人、また一人と倒れていく。そして、唯一生き残ったほんの一握りの人類に新たな厄災の牙が・・・・。 小松小説の特徴は、情報・謀略小説かくやの綿密な状況設定と、それ以上に戦禍を経験した著者の重厚な人間愛にあります。SFが苦手な人にもお勧めできます。 「所詮SF」とタカをくくって読むと、あまりの「重さ」に驚くと思います。それでいてラストは「あっ!」と驚くものだから、まさにエンターテイメントに徹した傑作。「ひたすら感動したい」という方はぜひご一読を。ただし、映画の方はちょっとなあ。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|