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御馳走帖 (中公文庫)
 
 

御馳走帖 (中公文庫) [文庫]

内田 百けん
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

朝はミルクにビスケット、昼はもり蕎麦、夜は山海の珍味に舌鼓をうつ、ご存じ食いしん坊内田先生が、幼年時代の思い出から戦中の窮乏生活、また知友と共にした食膳の楽しみに至るまで、食味の数々を愉快に綴った名随筆。

登録情報

  • 文庫: 403ページ
  • 出版社: 中央公論社; 改版 (1996/09)
  • ISBN-10: 4122026938
  • ISBN-13: 978-4122026933
  • 発売日: 1996/09
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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28 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
この文章、この笑い!!彼の作品が読めること、そのオモシロさがわかること、これだけで「日本人でよかった!」と本気で思えます。食べたいものリストなんて・・・こんなもの書いてこんなに面白いのは彼だけではないかしら?

すごいわがままなのに「愛されキャラ」・・・人間としても「文章家」としてもこれほど優れたひとはもう2度と出ない。敢えて言えば、赤瀬川原平さんや中島らもさんからすこし似たものを嗅ぎとってしまうような気がするのですが。

モノや人を見る眼がものすごく鋭い。それは世の中の不条理まで見通してしまうから、彼の小説はあんな不思議で幻想的なのではないかしら。エッセイとはまた一味違う小説も、ぜひ読まれるべし。

このレビューは参考になりましたか?
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫|Amazonが確認した購入
内田百聞氏の随筆に触れたのは最近だが、その軽妙洒脱で、戦前の良き昭和の香り高い小品にすっかり魅了されてしまった。阿呆列車シリーズが有名であるが、この本もなかなか。 朝はミルクとビスケット、昼はもりそば、夜は山海の珍味と酒をたらふくやりたいという異色の内容だが、食物自体についての記載は驚くほど少ない半面、抱腹絶倒の交流録や食膳の楽しみが生き生きと描かれている。 特に圧巻は、食堂車の情景。それに比べると今の汽車や飛行機はタダ、A地点からB地点に移る移動手段で、楽しみが少ないと痛感。 ああ百聞先生のようにながれゆく風景を肴に旨いビールと少々のつまみを食堂車でやってみたい。料理を食い散らかすような内容をお望みなら見事に裏切り、心の豊かさを知らしめてくれる本で、評者は心から堪能しました。
このレビューは参考になりましたか?
21 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
この本、ずっと手に入らなかったので、再版されて嬉しいのは私だけではありますまい。表紙の題字は百けん先生の直筆、昭和21年の初版本からとったもの、文体は旧かな、解説は"ヒマラヤ山系"こと、平山三郎さん。見事ファンの心をとらえる本であります。ファンのみならず、戦中、戦後すぐの食生活、先生の幼少時代に食べた、岡山ならではのお料理など、楽しい随筆がたくさん入っているので、昭和の始めの日本の食生活に興味のある人は必読ですよ。私は先生が終戦後、ジャガコロを作るときに使っていた代用油(本物の油じゃないのよね?)、マゾラ油って一体なんなのか知りたいです。
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