正直 前二作の読後感と違う疲労感が起きる作品。全体的に白が少なくベタが多く 雰囲気は全て暗く感じる。昔の逸話の部分だけが明るく書かれている。総じて感じられるのは「鬱」だけではなく「離人症」の症状と思う。最後になると明らかに自我が二分されており「多重人格障害」の好例となる。恐らく鬱屈した自分と交代する自分が出現してしまったのかと思う。西原理恵子氏のように「共依存」となれるパートナーでも有れば まだ良いが、このまま自分だけで この症状と戦い作品を書き続けるのは自我崩壊に至る道である。既に作品に対して違和感が感じられ今までイジっていた編集長でさえ殆ど書かれていない。自分の事だけが精一杯という感じがする。このまま自分一人で戦うのは危険過ぎる。是非精神科のカウンセリングを受け、元気な姿で次作を書いて欲しいと心から願う。