ここ数年に限っても、労働関係の社会問題は、
「サービス残業」「名ばかり管理職」「偽装請負」「派遣切り」
など、次々と表面化しています。
こうした問題に対応するため、労基法や派遣法、労働契約法の
改正・整備などが頻繁に行われています。
また、個別労働紛争が100万件にも達する事態に、労働基準監督署なども
監視を強めており、実際に、是正勧告が出されるケースも多発!
会社を取り巻く労務のリスクは、日増しに高まっているのです。
ただ、「労務リスクを回避すること」は、
いまや会社の命運さえ握るような重要事項ですが、
・労働法の条文はたくさんあり過ぎるし、法改正も頻繁に行われる
・それぞれのリスクの重要度がわからない
・何から手を付けていいかわからない
といった理由で、二の足を踏んでしまう経営者も多いのが実情です。
そこで、この本では、
(1)まず「自社のどこに労務リスクが潜んでいるか」をあぶり出し
(2)発覚した労務リスクに優先順位をつけて、上から潰していく
というやり方を提案します。
具体的には、計170あまりのチェックポイントを
7つの分野に分け、分野ごとに解説。
まずはチェックシートを使って、自社の状況を
チェックするだけで、放っておけないリスクが「見える化」できます。
またチェックシートには、項目ごとの「重要度」も書いてありますので、
「いま、取り組まなければならないことが何なのか」
がひと目でわかります。
著者陣は、M&Aや株式公開の際の労務リスクの監査なども数多く手がけていますが、
労務問題のエキスパートである社会保険労務士(特定社会保険労務士)の中でも、
これらのノウハウを持っている人材は少ないのが実情。
本書は、これら監査の現場でも使われているような
信頼性のある実践的ノウハウもふんだんに盛り込みながら、
「労務リスクのツボ」をわかりやすく解説します。
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