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御家騒動―大名家を揺るがした権力闘争 (中公新書)
 
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御家騒動―大名家を揺るがした権力闘争 (中公新書) [新書]

福田 千鶴
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 798 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

騒動が幕府に露見すれば御家断絶、は本当か? 様々な御家騒動を検証し、従来の定説をくつがえす。

内容(「BOOK」データベースより)

大名家の相続争いや君臣対立に端を発する御家騒動は、講談・歌舞伎などの格好の題材として庶民の関心を集めてきた。その影響力は甚大で、家中の内紛が幕府に露見すれば即、取り潰しという固定観念が一般に流布する。だが、騒動の実情はそれほど単純だったのだろうか。本書では、黒田・伊達・加賀の三大騒動をはじめ、主要な御家騒動を丹念に検証。下剋上から泰平へという社会変動に着目し、幕藩関係のあり方を捉えなおす。

登録情報

  • 新書: 248ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2005/03)
  • ISBN-10: 4121017889
  • ISBN-13: 978-4121017888
  • 発売日: 2005/03
  • 商品の寸法: 17.2 x 11 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ai0610 VINE™ メンバー
形式:新書
 御家騒動、江戸時代におきた幕藩体制の中での御家騒動を、時代の全体を通して紹介した作品。

 ほぼその時期の御家騒動を網羅していて読み物としてはおもしろい。

 しかしながら、あまりに幅広く取り上げすぎて多少表面部分しか、という感じはしましたが、当時の主従関係、またその時代変遷を理解できました。

このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
これだけ多彩なお家騒動があったのかとびっくり。その解決の仕方も当時の権力構造により、様々で公平とか不公平とかいった判断を超えて、参考になった。何時も手元において、お家騒動を調べなおすのに最適の手引書。良書だ。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
興味深い主張 2011/11/7
形式:新書
現代の企業内や、政党内での紛争でも、ごくたまに耳にする「御家騒動」。歴史的には、大河ドラマにもなった山本周五郎『樅ノ木は残った』の伊達騒動が有名だ。御家騒動=改易といった、幕府による懲罰的なイメージが強い。学校教育では、外様大名のお取り潰しに、積極的に利用されたと習った記憶がある。

本書は、そういった固定観念がどのような過程で成立したかを、豊富な事例をもとに解説してくれる。

読み進めていくと、幕府の対応方針を誤解していたことが良く分かる。幕府は、家中が紛糾して調停を仰がれたとき、外様であってもできるだけ穏便に治めようと配慮するようなのだ。大名が無能で、従者が排斥を訴える場合でも、転封、分封等で統制を再構築しようとしてくれる。

こういった器量を重視する下剋上社会が、家筋を重視する伝統社会へ越後騒動(1681)をきっかけに転換するらしい。秩序を保てないのであれば相応の処罰を与えるようになっていく。将軍家一門であっても改易してしまう強権発動の成果で、以降、大名・家中の問題は親族集団で解決を図るようになり、幕府が介入する御家騒動はめっきり少なくなるという。

実に興味深い主張だな。

事例は、加賀騒動、黒田騒動、伊達騒動といった三大御家騒動を含め、多数掲載されている。アウトラインではあるけれど、御家騒動の実情がよく理解できる。

成人が特定の年齢ではなかったなど、雑学としてもためになる記述も多い。
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