内容紹介
御召列車とは、天皇皇后両陛下をはじめとする、皇室の方々の御旅行の際に利用される専用特別列車のことです。明治初期の鉄道開業のころから運転が始まり、 130年近く各地を走り続けています。運行の際は、御乗車される方々の警備を考慮し、運行時刻が事前に発表されることはほとんどなく、列車自体が国民の目に触れることは稀です。鉄道ファンにとっても魅惑の列車で撮影や見学した人は決して多くありません 菊の御紋章を取り付けて、列車のほぼ中央に連結されるのが御料車で、これは両陛下、皇太后陛下、皇太子、同妃両殿下、ならびに外国元首など国賓の御乗用のためだけに特別に作られた車両。製造当時の鉄道技術と美術工芸の粋を集めた御料車は、まさに日本最高峰の列車に相応しい外観と内装を誇ります。 御召列車は、漆を重ね塗りした「溜め色」と呼ばれる、深い紅色に塗られた重厚な御料車と付随する客車を連ね、専用電気機関車EF58 61や、蒸気機関車に牽かれて走り続けてきました。平成19年には、昭和初期からの客車編成置き換えのため、新形の電車E655-1系と呼ばれる電車も登場し、新世紀の御召列車として活躍を始めたばかりです。この本では、明治5年に明治天皇を御招きして実施された鉄道開業式の模様から、戦前・戦後という激動の時代を走り、現代につながる御召列車の歴史をまとめるとともに、歴代の御料車も写真で紹介。さらに鉄道ファンにより記録された貴重な御召列車の姿を、カラーグラビアにて掲載している永久保存本です!
内容(「BOOK」データベースより)
御召列車の歴史、栄光の牽引機、代々の御料車…鉄道ファン垂涎の的、御召列車・珠玉のすべてがこの一冊に。