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後藤新平 日本の羅針盤となった男
 
 
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後藤新平 日本の羅針盤となった男 [単行本]

山岡 淳一郎
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,415 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

時代を超えた構想力で近代国家としての針路を示した、これほど
の傑人が日本にいた! 内務官僚、台湾民生長官、満鉄総裁、東京市長を歴任
し、壮大な帝都復興計画を立案した不世出の政治家の軌跡に、近代から現代へと
続く日本の可能性と限界とを読み取る。

内容(「BOOK」データベースより)

時代を超えた壮大な構想力で近代国家としての針路を示したこれほどの傑人が、日本にいた。内務省官僚、台湾民政長官、満鉄総裁、東京市長を歴任し、壮大な帝都復興計画を立案した不世出の政治家の軌跡に、近代から現代へと続く日本の可能性と限界とを読み取る。

登録情報

  • 単行本: 388ページ
  • 出版社: 草思社 (2007/2/24)
  • ISBN-10: 4794215681
  • ISBN-13: 978-4794215680
  • 発売日: 2007/2/24
  • 商品パッケージの寸法: 19 x 12.8 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 後藤新平に関する本はいろいろあるが、一冊選べと言われたら、私は本書を推薦する。それは、本書が、後藤新平という人の業績と魅力の中核、「無私の精神」とでもいうものを中心にすえてこの人物を捉えているからである。本書から引用してみよう。

 「朝敵」と蔑まれたところから成り上がる後藤新平の人生が華麗な輝きを放つのは、人間の群れが生き続けるために必要な「公共(パブリック、コモン)」に「経綸(国家の統治策)」という発光体を持っていたからだ。それは、権力者が民衆に忠誠を強いる滅私奉公の公ではなく、為政者自身が「私」を捨て、大衆とともに生きようとする思考の基盤であった。その志向性が、新平を、帝国主義列強がひしめく大海原に船出した近代国家日本の針路を測る「羅針盤」に押し上げたのである。

 後藤新平をこれほど短い言葉で端的に描いている文はない。
 なお、晩年、後藤は、ボーイスカウトの少年たちに「自治三訣」を説いていた。

 人のお世話にならぬよう、
 人のお世話をするよう、
 そして酬いをもとめぬよう。

 本書を多くの人、とりわけ政治家や行政に携わる方々に読んで欲しいと思う。
このレビューは参考になりましたか?
26 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 政治家に読んで欲しい本 2007/4/5
形式:単行本
後藤新平は、300年の鎖国の眠りから覚めたよちよち歩きの日本が、欧米列強に追いつくために近代国家としてやらねばならないことは山積みしているが、明治維新後の日本は利権争いに混沌としている中、東北の小藩出身で藩閥・門閥などに属さず、壮絶な利権争奪の中、近代日本の進むべき方向を「公共」という考え方を具体的に指し示し、近代日本の「羅針盤」といえる人物です。

健康保険制度の提案・欧米列強も驚愕した開国まもない日本が日清戦争後の検疫事業の完遂・台湾の将来を見据えた統治施策・初代満鉄総裁に就任し満州の統治政策・関東大震災により壊滅した帝都東京の復興政策・日本放送協会の前身の東京放送局総裁就任・ボーイスカウト活動など後藤新平の足跡の中に、今の私たちの「礎(いしずえ)」となっているものを見る事が出来ます。

関東大震災の時には自分の屋敷を多数の人の避難所として開け放ち、炊き出しをした話や自分の身内は何処までも冷や飯食いをさせても、重用しなかったというような事などは、後藤新平の「公共観」に有るのではないかと思います。

現在の政治家に是非お読み頂きたい一冊です。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本|Amazon.co.jpで購入済み
3.11後、多くのメディアに、
有識者に取り上げられている後藤新平。
そのすごさが、活劇を読むように
面白く伝わってくる1冊。

読んでつくづく思うのは、
目的がはっきりしていることと、
その射程が遠くにあることだ。

震災後の「帝都復興案」は、
まるまる実現されることはなかったが、
後世、それぞれの形で実現されていることが、
エピローグにも記されている。

『官僚たちの夏』でもそうだったが、
見える人には、「あるべき未来」が見えている。
その形を、どう実現するか、
これにはその周辺の人物の協力も必要だが、
多くの国民の力も必要だ。

まずは、政治家に、そして多くの人に、
こんな人がいたことを知ってほしい。
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